2018年03月19日

早乙女選手、ひたかくす 5 水口 尚樹(小学館 ビッグコミックス)


5巻とな。
3巻がそうだったかな。ときおりかったるいんだよねこのマンガ。それが出た感じ。4巻は最高だったので5巻のかったるいのも6巻にむけての布石とは思いたいのだけど。とはいえ、全体的に出たんじゃなくて5巻は最初のほう、4巻の終わりからの引き継ぎと、今度は5巻の終わりのほう。なんかかったるかった。
思うに双方引きの回だわな。

4巻の終わり、ヤエさんが高架下で抱きついてきた。5巻はそこからはじまったけど、なんかその回がしょぼい。そのあとのドキュメンタリー番組の話ももうひとつ歯切れが悪い。
ところが、学園祭は全編最高。その打ち上げの女子会もいいし、弟のスーパーの買い物話もとてもいい。

うーん、冒頭の抱きつくエピソードも、終わりの早乙女選手がサトルに関して隠してることとか、「そんなたいそうなことか?」と思うからなのかもしれないな。いやま本人には重大なことっぽいだろうし、実は物語の根幹に関わることなのかもしれないし、そうだったらスマンかったとあやまるしかないんだけどさ。
わりに3巻くらい、実は軽いフリならもっと昔から引っ張ってきたことだけど、それってどうなの?って思ったりはずっとしてたんだな。

えーと、早乙女ヤエ選手。超ボクシング強くて腹筋が割れているけど中身は超乙女の女の子とボクシングの才能はないけどボクシング愛と早乙女選手愛にあふれてるサトルくんとのラブコメです。ぼくはそのラインでいいんだよ。この話で非サザエさん志向でおもしろおかしく卒業までつづいてほしいなあと。

あと、おれには笑い率が高そうなので早乙女選手の弟のケータの話のスピンオフも連載したらいいんじゃないかと思ったりします。ゴリラのエピソード最高だった。


posted by すけきょう at 20:22| Comment(0) | コミック感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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