古見さんという才色兼備なのにコミュ症がユカイな仲間とワイワイするマンガ。
8巻は修学旅行という大ネタがありましたが、これがちょっとピーク。本作の最高峰でした。つまり8巻が最高。
これまでも運動会や文化祭などの大ネタがあったし、実に、毎回趣向はこらしてるけど、今回はその仕掛けも含めてすべてが完璧にうまくいってる。
古見さんはコミュ症だから中学のときに修学旅行をサボったのよ。だから不安なのよ。今回も行けるかなあと。そこからもう仕掛けがはじまってるし、今回、いっきに3人も新キャラを導入する。修学旅行編の前に1人、そして古見さんと同じ班になるということで2人。この3人ががっつり芯を食い、修学旅行編の最大貢献を果たす。満を持した感じで温めていたキャラなのかしらね。普通でありながらキャラが立っていてなおかつ美味しいところをもっていくポテンシャルもあるという。
その新キャラメインでありながらもこれまでの準レギュラーも要所要所で美味しいところをとっていき、「修学旅行あるある」をからめつつちゃんと笑いに貢献してるからなあ。
なおかつおれにはあまりありがたくもないけど入浴シーンなんかもあるし(その2pあとに大笑いできるシーンもある)サービスシーンもあちこち満載。
いやもう表紙から終わりのおまけページまですべてあちこちにからみついて「おもしろ」に作用してる。すばらしすぎる。会心の1巻。大ネタイベント編は学園祭が最高と思ってたけど乗り越えたね。