「しょうゆさしの食いしん本」と同時発売。
平太郎16歳。ゴンちゃんという美人さんとお好み焼き屋をやってましたが、怪異現象が現れて、それまでの積み重ねで、出ていってしまい、怪異現象がありつつもお好み焼き屋をたんたんと営むという。
で、タイトル通り平太郎は怖くないのです。すべての怪異現象をただ「邪魔くさい」という応対。たとえばテレビの置いてある下にある押入れ(ってはいわんよね)から黒いヒモがあるので引っ張ってみたらそれは髪の毛でクビだけの女が出てきてなめてくる。邪魔くさいからちゃぶ台の脚に髪の毛を結わえ付けると。そういった感じで(表紙にもいますね)。
でも、ゴンちゃんのこと、そしてゴンちゃんに一目惚れした転校生にはココロが穏やかじゃないガラスの十代の平太郎。
おばけが出るけど怖くない。かといって逆にギャグめかしているわけでもない。平太郎のミニマルでシンプルな生活の「邪魔」として存在するという状態。それらをスケラッコさんのさっぱり目でありながらディティールがしっかりしてるイラストレイテッドな絵で描かれているという。
非常に独特。怖がらない人にとっての怪異は「日常」に負けるんだなあと。さすが「盆の国」の人じゃ。
下巻読まないとストーリーとかまだカチッとわからないし、おまけにあるけっこう長めの江戸時代の妖怪実録話が下敷きになってるみたい(古語なんでよう読んでないです。読みたいとは思うけど)。ですので、そういうところの感想は保留。