2018年04月01日

隣町のカタストロフ(3) 菅原 敬太(双葉社 アクションコミックス)



最終巻。非常にいいボリュームでちょうどいい感じで終わった。
重力が逆さになって天変地異じゃなくて地変天異になるの。すべてのものは空に向かって落ちていく。そのなかにあって必死でサバイバルしていく人々。
1巻はオムニバスかと思ってたら2巻になり話に連続性が生まれたかと思ったら一気呵成に終わっていった。

この天地が逆さまになる現象はかなり限られたところでだけ起こってる。なぜか?それがポイントとなってなるほどというオチに向かっていく。「なんじゃそりゃ」って思う人はあまりこの手の物語にふれてない方だと思うわ。「そういうもんだ」力がすごいんだよね。

そしてオチがまた気が利いている。すばらしい全3巻。このボリュームのラストを飾るにふさわしいラストだと思いました。

キャラはサイコパスの地下アイドルが最高ね。実写化して上手く演じることができたら映画の「エコエコアザラク」の菅野美穂氏のように「すべて」を持っていくんじゃないかな。

非常によかったです。こういうのこそけっこうなカネかけて実写映画化すべきだよ。


posted by すけきょう at 20:12| Comment(0) | コミック感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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