2018年04月19日

初恋ゾンビ 11 峰浪 りょう(小学館 少年サンデーコミックス)



いま、書影(というかアフィリエイト)をひっぱるのにamazonのページを呼び出したら【編集担当からのおすすめ情報】なるものがあった。

注目度No1のラブコメディー、
今が読みごろです!!
今回で11巻、
まとめ読みするのにも、
ちょうどいいタイミングです。


11巻はちょうどなのかね。
10巻のクライマックスからの仕切り直しで原点に還っての11巻というおもむき。10巻のとき、おわるための布石か、まだつづくための仕込みかって書いたような気がするけど、後者だったのかしらね。

幼馴染と久しぶりに会う。幼馴染は初恋の子だったんだけど、実は男だったとみせかけて男装女子だったのでした。
というベースに、男子の初恋の相手が上に幽霊のように浮かんでいるのが見えるという設定。
これら設定を組み替えて、ん?組み替えてというか、練り込みなおし、仕切り直しで、はじまることになりました。

大きい変化は男装女子だったことを主人公への恋敵にバレてしまうことね。おっぱいの大きなエビナさん。この方、女性作家にしてはかなり思いきった巨乳だよな。そこに感心する。また女性作家らしく描写がリアルだし。

でもって問題なのは、いまだに初々しくておもしろいんだよな。というか、そういう感じになってきて、主人公を取り囲む三角関係こそがメインディッシュになり、ラブコメおなじみのニブチン主人公を取り囲みデレの2人がまたいい感じで新鮮味のあるかわいさを出してきた。それがねらいだったのかねえ。

巻末おまけもいい感じでしたね。

これで、着地点はみえなくなったなあ。三角関係ネタはくっついたあとにあぶれたひとりをどうするかだよなあ。しかも、今回のは4人いてふたりあぶれるってことになるんだよね。そこをうまく処理するかが最後のポイントになるんかな。




posted by すけきょう at 19:56| Comment(0) | コミック感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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