2巻。見逃すところだったやべーやべー。
コーヒー(お茶)のある日常を10pほどのショートで。各登場人物はゆるくリンクしている。
1巻の試行錯誤はだいぶ「ラブ」なほうに寄せてきて絵柄も安定してきて(前巻は描かれていた時期が広い)、職人芸を堪能できる2巻になります。
絵ではとくにつるかめ琺瑯の社内恋愛カップル(1巻でも登場)のクライマックス3pで非常に感じ入るものがあった。この「朝」感あふれる絵のすごさ。
話は停電の夜のふたりがすぐにつづいたその後も含めて王道でよかったなあ。ああ今回、わりに全体的に王道だね。
新幹線が止まる話、JK2人でラブホに入る話など、流行りをとりいれたのかしら、の、百合風味もよいよい。
個人的には2巻さいしょの松本零士ーなオッサンに「うまくいってくれ」とは思った。
1巻の「カオスみ」はなくなりましたが楽しい2巻でしたわ。