スピンオフ。3巻になってちょっと加速的によくなってきているな。
アニメ化もはたした「からかい上手の高木さん」の2人が夫婦になって子供もいる世界の話。
なんていうかな、スピンオフならではのパロディやそこからの展開だけじゃなくて、独自の世界を描くようになってきたなあと。
それには子供の存在が大きい。ぶっちゃけた話をするなら「よつばと!」っぽい。ただ、そう思われることは承知していて、きちんとよつばではない子供を描いているしそれは成功している。
このオリジナルキャラ(だっけ?)に関してはスピンオフ元(そんな言葉あるか?)を越えたよなあ。いつもの巻末山本崇一朗師匠のマンガだと描画のかわいさはあるもののキャラとしては稲葉氏のモノになっているなあと。
そいでもって3人の幸せ空間が充満している。そこがすごいね。ほかのキャラがほぼ出てこない。西片ですら出てこないときが多いしなあ。それでいてちゃんとおもしろいもんなあ。あ、いわれてみれば、よつばは母親はいないもんな(かーちゃんって読んでいるとなりの人はいるけど)
大人西片もいまだに高木さんにメロメロでいいよな。幸せだ幸せだ。