モブのような存在だと思ってた自分がはじめてひとを好きになってデートしてってマンガ。
3巻ではデートしてから次のデートが決まるまでを描いてた。ちょっとスローペースだなあとは思うよ。そういうアマゾンレビューがあったしなるほど同意だよ。
でも、3巻は重要な巻だと思うよ。
いいのは、キーマンになるなと思ったふたりの恋の周辺にいる同じバイト仲間がわかりやすいくらい味方だったことかね。そこがいかにも「マンガ」であり「お話」であったけど、それがどうしたってことだよなあ。ふたりの恋仲にアドバイスするわけよ。なんだふたりともいいやつだたのか。
そしてこれはまた通ってきた道なんだよ。絶賛通行中の人もいるかもしれないし、通り過ぎてわからない人もいるかもしれないけど、通ってきた道なんだよ。それを彼氏彼女はそれぞれの歩幅や試行錯誤で少しづつ歩を進めているわけでな。そこを3巻ではじっくり描いてる。
ふたりで次のデートの計画を練って別れるとき、振り向かないって心理がとてもよかった。振り向くことで自分だけが余計に歩を進めてることがバレるって考え。そしてバレるとパーになるという考え。うーむ、そんな道を通ってきたかもしれないなあ。
キュンキュンするなあおい。