最終巻。
異星間での行き来が当たり前になった世界。別の星からきたミカクさん。彼女は「食べる」ということをしなくてもいい人種でした。呼吸することで必要な栄養を摂取できる。でも、ひょんなことから「食べて」みると食べるのワンダフルってことになってってグルメマンガです。
6巻ともなるともう食べなれてしまって「新鮮」みたいなリアクションはなくなって会社内の人間関係、とくに本人の恋の行方にシフトが向かう感じです。
わりにいい感じの着地点。ラストもイキな終わりだった。
しかし、今年で終わったグルメ作品多いね。本格的にジャンルとしてのグルメは老舗といくつかの成功例を残して店じまいですね。おれの買っていたグルメマンガもめしばな刑事タチバナくらいかな。ブームの終焉でしょうか。だからいいタイミングとはいえますよね。それでいてかなり健闘したほうじゃないんでしょうか。
次に終了するジャンルは、デスゲームか、異世界モノか、ジンガイのラブストーリーか。というか、本作はそういうのけっこう複雑にまたいではいたな。