2018年10月30日

デリバリーオブザデッド 1 ホリユウスケ(日本文芸社 ニチブンコミックス)




「シャッフル学園」の作者の新作です。

ゾンビのデリヘル嬢がお客様を癒すために性的サービスするというエロマンガです。
彼女らはかなり本格的にゾンビです。人語は解さないし、性的サービスだけです。ただそこでもドラマは生まれますよ。

ゾンビネタが流行ったときに「どうせゾンビになるなら最後は女性ゾンビのオッパイをもみながらかじられたい」ってネタがあるじゃないですか。そこいらを発端として練り込んで特化して1本の作品へと昇華していったわけです。

前作「シャッフル学園」は当時流行りだったデス・ゲームでもかなり異彩を放っており、コミックスのオビでも1番複雑なバトルロワイヤルのような売りにしておりました。
1クラスがあるとき異世界に飛ばされます。そのときのショックで男女問わず中身が入れ替わります。そしてそのひとりに殺人鬼が紛れてました。そして連続殺人がはじまるわけです。バトルロワイヤルで「君の名は(当時はなかったので転校生でも)」を混ぜたのです。

どちらも軽い思いつきの奥を掘ったらなにが生まれたのかというところまでかなり考え抜いて工夫をしております。

本作も、いろいろなタイプの嬢と客と「プレイ」を描いております。プレイがまた新鮮なんだ。それこそがキモです。エロにも結びつきますし、話もむすびついていきます。

1番わかりやすいのは2話。人間恐怖症でちょっと仕事にも自信をなくしかけているひょろメガネくんが主人公です。彼は思い切ってゾンビのデリヘルを試します。自分を変えたくて。そして勇気を持ってゾンビにくわえさせるわけです。嬢は危害をくわえることがないよう訓練されておりますし、もともとが風俗産業で働いていた方という設定です。でも、まあ、ぶっちゃけ、人語を解さない意思をもたないゾンビにくわえてもらうのは勇気がいるよね。それで彼はひと皮むけるという感じで。

ゾンビとエッチするという点においてもいろいろなネタ出し、バリエーションを考えており、「おおなるほど」と思うところが多いです。

前作よりさらに画力もアップしており、エロシーンもかなり実用的なものになっております。ネタバレになるのは悪いのですが、客もそのプレイも、大枠のストーリーもかなり練り込んであります。もうひとつネタバレをすると、目の前で妻をゾンビに食い殺された旦那の前に嬢が現れたらどうするか?どうなるか?とか。

2巻がどうなるか正直なところなんともいえませんね。たださらに化けることは期待できます。


posted by すけきょう at 00:29| Comment(0) | コミック感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]