2018年11月23日

ひそねとまそたん 名緒のそら 青木 俊直, 和場 明子(KADOKAWA 単行本コミックス)


2018年の夏に放送された同名アニメをキャラクターデザイン他もろもろを担当されていた作者自身によるコミカライズ。

岐阜自衛隊の極秘チームとしてドラゴンを駆って空を飛ぶ女性がいる。そして国を救うプロジェクトに参加するという話です。実際はかなりユル目に展開します。

本作では登場するメインチームでありながらドラゴンに選ばれずパイロットになることができなかった名緒さんにフォーカスをあてて話のアナザーサイドを描くというもの。
んー、正直なところ、いまの3倍のページ数がほしいところ。本当に副読本的になっているのが惜しい。話もアニメの中盤あたりまでもたどり着かないしその時点で登場してないキャラも多いんだよね。とくに名緒さんがお気に入りパイロットスーツのデザイナーが登場しないのはおもしろくないよな。

あと、アニメのゆるいキャラにしっかりしたロケハンが活かせるような精密な背景画なんかもちょっと弱い。

ただ、アニメにはない、あのシーン、このシーン、あのセリフ、このセリフなど、ファンとして読むのならこれほど楽しいものはない。

そこに意義をみいだせるなら。アニメの追体験はできるよ。おれはまだHDDに残ってるひそまそをみなおしたくなった。





posted by すけきょう at 00:46| Comment(0) | コミック感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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