引っ越してきたマンションの怨霊と結婚した旦那さんとのドタバタホラーラブコメ。
若奥様は怨霊だったのですという出落ちのようなネタで1冊もってるのがすごい。これがまた昭和の30分の実写ドラマのようにほのぼの系の話がつづくのがいいんだな。
旦那の職場にいってみる、お隣の花子さんと交流、嫁姑戦争、流行らないクレープ屋を繁盛させるとか。
このスタイルがなつかしくも落ち着く。ずっと読んでいられます。もちろん、画もギャグをはじめ全体的なセンスもすべて今のそれ。かなり不思議な立ち位置にいますよね。マンガにあまり影響を受けてないマンガの文脈からちょっとずれたところにあるマンガというか。作者の特徴ではあるけど、今回はそれが出すぎてない感じもある。テレビ的すぎないというか。
奥さんは怨霊なだけあってこわいし、怨霊なだけあって霊力が暴走すると大変なことになったりするけど、毎話1コマだけかわいい顔をみせるんだよな。それがまたいい。
実写ドラマなんかはガッキーなどを起用して「美人女優の無駄遣い」ってレベルでやってほしいなあ(ただ超美人が出るのは役の上では必須条件だからな)。2巻も楽しみです。
あ、波瑠さんがいまだと旬か?(ずっとキャストを考えている)