毎度毎度取り上げてはおもしろいおもしろいいうのもワンパターンなんだけど、おもしろいから書きたくなるんだよね。11巻も最高だった。10巻でかなり極まったと思ったけど、11巻もすごかった。
古見さんという容姿端麗頭脳優秀な女性だけどコミュ症なコが友達100人を作るべくいろいろとおもしろおかしくやってるマンガ。
11巻前半は家族旅行に連載内連載的な、ひとりスピンオフ的な、「古見くんはコミュ症」で只野くんの妹無双をかます。これがまた画期的に最高。なにが最高かって、このマンガ史上で1番笑ったわ。「ラァーーーーーーっ!!」な。(これがどう素晴らしいかとうとうと語りたい)
後半は準レギュラー活躍回。10巻からの万場木さんをはじめ。新キャラもいるよ。ただ、万場木さんの活躍エピソードのラストがとくにいい。雨の日2景ということで、古見さんの新しいカサ編(絵に自信がないと描けない大胆なやつ)と、持ってきたカサが壊れて途方にくれた万場木さんに只野くんがカサを貸してくれた話。これが尊い。
貸してくれたカサをさして帰る途中、シャー芯買いに文具屋に。そこでカサを店の軒の傘立てに入れようとして思い直してカサをハンカチでキレイに拭いて中に持ち込むのがとっても尊い。彼女はみかけギャルだけど非常にピュアで優しいんだよな。すばらしいよ。あのシーンとってもいい。古見さんと只野くんの恋の鞘当にするのは惜しいというかもったいないというか、彼女には幸せになってほしいなと。
と、笑ってニヤにしてほろっと(あ、そっちの要素は今回ないか)して大変な11巻でした。そして11巻になるとやっぱり交通整理に苦心するよなあ。新キャラと旧キャラのせめぎあいというか。
11巻の「ラァーーーーーーっ!!」をアニメで絶対にみたいのです。でも、マンガとアニメの尺や流れから考えると2期にならないと見ることができません。そうなるには、かなり大御所のアニメスタジオの有名監督が手がけないと!豪華声優もやらないと! すげえ宣伝で盛り上げないと! だからアニメ化が遅れてるんだよね?そうだといって! アニメ化して! 半端じゃないクオリティのやつで! 今期やってる(あ、やっぱ悪口書いてもしゃあねえか省略)