11月発売ですがつい先日買ってよかったので。1,2巻同時発売で即重版になってる。
校内カーストの最上位にいるギャルのかわいこちゃん。そして主人公は最底辺。雛人形にココロを奪われて人形職人の祖父と暮らしながら日々人形を作ってる(まあ美形)。ところがギャルがエロゲオタクであることが発覚。そしてコスプレをしたがっていることも発覚。そして主人公のコス服を作るということになる。
1巻2巻で初コスプレでイベントデビューまで。じっくり話が進んでます。なんたって、主人公の家に突然押しかけて採寸するって話で1話ですからね。そうま竜也氏の「タヌプリちゃん」という作品で主人公が通販で届いたバニーガールのコスを着がえる(狸だから厳密にはバニーじゃないけど)のに1話ってのを思い出したなあ。
2巻まではほぼふたり。「かわいい」ふたりを丁寧に丁寧に描いてる。どっちもかわいいしお色気シーンも充満してるけど、わりにマジメにコス活動してるのがいいんだよね。2巻のクライマックスは本当に決まってたなあ。これも1巻からの伏線をキレイに爆発させてさ。そりゃあ売れるわけだわ。
問題は3巻よ。2巻のラストページがどうからんでくるか。でも、1巻2巻までは「ああええもん読ませていただいたわ」って、あ、ちがうか。「なんちゅうもん、読ませてくれるんや、、、」って「美味しんぼ」の京極はんパロなんてなれないこといいたくなる感じで。
ぼくは個人的にはエロくないのでサービスカットはほどほどでいいです。それより普通のやりとりや表情がいいです。