A組vsB組の戦い4連戦。ここでいちおう決着か。このコンパクトにまとめるのがすごいんだって。「鬼滅の刃」ほか、バトルマンガを読むたびにつよく思う。すごくストイックに展開をコントロールしている。
各キャラを均等に活かそうという努力もすごい。今回は爆豪がかなりかっこよかった。ファンにはバイブル(神巻)になるくらい。いっぽうで、轟、八百万、飯田、常闇あたりのずっと苦労してるチームはまたちょっと辛酸を嘗めた。とくに轟は天才でしかないのに妙に報われてないのが不憫。
作画もキレキレではあるし、毎回ちがうタイプの戦いをみせてるけど、最近、「空中戦」が多くて、空中戦特有のなにを描いてるのかわからない現象も見受けられるね。「空を飛べる」というのは表現の枠がすごく広がりますが、それゆえになにを描いてるのかわからなくなるなあと。それこそ、ドラゴンボールですらそうだもんなああ。
22巻では蛙吹梅雨さん以来のショックともいえる角取ポニーさんが大活躍してました。なんていうかネタ的なカワイイキャラ。彼女よかったなあ。近作でモブ的なSDキャラに開眼されたのかそういった意味でもかわいさマシマシでいいよなあ。
大局としてはさてそろそろ次の「芯」がみたいの。10月にはアニメがはじまるけど、それといっしょに盛り上がる展開にしていきたいところっすね。