2019年04月03日

ハイスコアガール(10)押切蓮介 (スクウェア・エニックス)


最終巻。いろいろあった末に、収まるところに収まる最終巻。こうじゃなきゃどうなるってラストではあるのでネタバレもなんもない。でも、絶対に描かなければならないという、もっと適当な表現もありそうだけど出来レースな終了。
それに文句があろうはずもない。もう復活後はこのゴールに向けて全速力で進んでいたとはいえる。

ゲームしかない男がゲームでコテンパンにやられた女と出会う。そして紆余曲折の末に結ばれる。

ありきたりで王道のボーイ・ミーツ・ガール。でも、そうであるからこそ「それ」を強烈に求められるんだよね。これまたコトバは悪いけど、置きにいったところもある。
でも、それこそなんだよ。きちんと終わらせてた。感動した。なんとなれば号泣。なんとなればかぐや様〜と同じく天丼でしたよ。さらにまんまの天丼だなと。でも、まんまとハマるし「これしかない」ね。

うん、だからよかったんだよ。でも、こんな穿った書き方になるのは、なんていうかポトチャリコミックの文法ではこうするしかないからなんだよな。そしてあまり書きたくない根底から覆すフレーズ「いいものはいい」ってやつ。でも、そうなんだよ。

おもしろかったよ。感動したよ。3回読んで3回号泣するよ。アニメ2期が決定して最後までやるそうだけどそれよみても泣くだろうなあ。



posted by すけきょう at 01:17| Comment(0) | コミック感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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