2019年05月08日

チェンソーマン 2 藤本 タツキ (集英社)



週刊少年ジャンプで1番頭の悪いヒーローが登場するマンガの2巻。

不幸を煮染めたような人生の少年デンジ。父親の借金を背負ったのでしょうがなく悪魔狩りを生業としてヤクザに借金を返してきたが、脅威に思われた悪魔に殺されてしまう。でも、一緒に住んでいるポチタによってチェンソーマンに生まれ変わりました。

1巻ではパンにジャムをつけて食べるのと女の子を抱くことを目標としていたデンジくんは、抱かれること(ハグ)とパンにあらゆるトッピングをした最高に美味いを達成して2巻では女のおっぱいを揉むという目標のもと悪魔退治に勤しんでます。仲間もできました。ヤクザの犬だったのが公僕の犬になりました。デンジくんはベストポテト(素朴で純朴なイモ野郎を海外のスラングではこういいうんだって)なので日々頑張っております。

「まあ…俺がすっげえ〜ドカンと頑張れば大丈Vでしょう!」

名言ですね。声に出して読みたいセリフです。アニメで聞きたいセリフNp.1です。

そう!前作「ファイヤパンチ」はいろいろシーキビでしたが本作はアニメ化ねらえそうなポップさは持ち合わせています。それはマイドーターをはじめ女性人気があることからも伺えます。マイドーターは「ファイヤパンチ」は1話よんで「これはきらい」っていってたのが本作は1話を読んで気になったから読ませてくれとなりましたよ。

デンジをはじめ登場人物は馬鹿ばかり。そして強いやつらばかり。強くてバカが大暴れしてるのでもうどうしようもないです。そして悪魔は怖いし悪いしでなんだかシンプルです。

本作は前作よりさらに「複雑」にしていこうとするものをどんどん破壊していくキャラがたくさんで痛快のカタマリになってます。派手なアクションにちゃんとエロい場面もあるし、頭悪いしで、これぞ少年誌のあるべき姿で最高です。
このテンションとスピードを保ったまま完走してほしいと、ファイヤパンチの後半の記憶がないものの願いです。



posted by すけきょう at 13:28| Comment(0) | コミック感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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