2019年05月08日

異世界おじさん 2 殆ど死んでいる (KADOKAWA)


笑った。なんとなればすでに今年最大笑ったかもしれない。1巻のときも書いていたけど、2巻でも同様。それが忖度抜きでそうだから。あらゆるメディア、テレビや映画やドラマやアニメやネットネタのなによりも、声を出して笑った。正確な意味ではないけど、爆笑したよ。それは非常にありがたいことだ。おれは笑うことになによりも飢えている。

異世界に17年もいってきて帰ってきたおじさん。異世界でいろいろな魔法を習得したのでそれを利用してユーチューバーとして生計をたててます。その日常に、異世界での思い出を魔法で映像化してみせます。

異世界の生活のあいだもずっとセガの動向を気にかけてました。そうです、ゲームのセガです。おじさんがいっていた17年でセガはハード製造をやめてソフト提供しているのです。そのことになによりもショックを受けつつ、ユーチューバーで稼いだ金でまたメガドライブやサターンを買っては高いプレミアソフトに手を出して同居してる主人公に叱られたりしてます。
そしてそのセガネタ他に爆笑するのです。
これはあまりうまくないなと。いまどきセガネタってのはあまりに万人向けじゃない。だからこれで笑うのは罪深いなと。おれはメタギャグや内輪受けで笑うのは好きだけど「正しくない」と思うタチなんだよ。変なところで律儀。

ところが本作売れてるみたいね。深夜アニメのCMでたまにマンガを紹介するのあるけどそこで紹介されていた。あれはさすがに人気の出ている作品でしかない展開だしなあ。じゃあアニメ化あるのか?当然セガがスポンサーに付くよな?「ハイスコアガール」にもついてるんだし。

そうなると、海外のアニメファンがほとんど海外では売れなかったサターンを羨ましがるじゃないか。その熱が高まって、ミニサターンの発売も実現か!とすごく夢が広がるよ。

なんだか作品も作者も売れてることもセガも全関係者に「ありがとう」って感謝したくなってくるわ。関係はないけど買ってくれる読者にも感謝したくなる。






posted by すけきょう at 14:04| Comment(0) | コミック感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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