2019年06月26日

丹沢すだちが此処にイル!(1)(2)額縁 あいこ (講談社)





コミュ障だけどラップに勇気をもらったのでラッパーを目指すことになったすだちさん。でも、コミュ症のまま。で、隣のラップに興味のないメガネが巻き込まれてしまう的なよくあるやつ。

授業中、トイレに行きたいけど先生に手を上げていうのが恥ずかしくてできない。だからメガネが「プチョヘンザ」と煽って手をあげさせるってのが説明しやすいですね。

1巻ジャケ買いで買って、ほおこりゃええわいと2巻を買ったら2巻で完結しちゃったよ。マジかよ。おもしろかったのに。ちゃんと1巻より2巻のほうがおもしろくなったし、最後すごく盛り上がったのに。

と、このラップに勇気をもらってラップをはじめるのは同じ講談社のラップ女子マンガ「Change!」と同じ図式なんですね。2巻での感動の度合いもいっしょでしたよ。

で、オビがいいんだ。2巻のオビね。なお、1巻のオビは大川ぶくぶ氏が書いております。同人仲間だそうです。で、おれが感じ入ったのは2巻のオビね。

「眺めて楽しい!ポンコツ可愛い系ヒロイン!」

この「眺めて楽しい」ってのが非常に的確でさ。まさにそうなんだよ。すだちさんがかわいい。眺めてるのが楽しい。彼女にしたいとか、ヨコシマな気持ちってのとはちがって、彼女がけなげにちょこまか行動してるのを観察するのがとてもたのしい。2巻になってさらにリミッタが外れたかのようにかわいい。主人公でかわいいのに猛烈なイキオイで影が薄くなるところがまたかわいい。
すだちさん、巨乳ではあるし、そのネタがたまにあるけど、それ関係なくかわいい。あまり巨乳が機能してないかな。まあ巨乳であることに損はないんだけど。

1巻より2巻のほうが絵がブレがちではあるんだけど、不思議と2巻のほうがかわいいんだよね。あと迫力がある。だからこっちのほうが断然いい。そしてラストへの流れがいい。なんで終わったんだろう。このままキャラが増えて賑やかになった3巻もみたかったなああ。


posted by すけきょう at 19:36| Comment(0) | コミック感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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