なんだこのおもしろさ。14巻も最高じゃないか。
なぜか人が石化した世界。科学で謎をとき敵を倒し世界を元に戻そうという話。
意図的に石化することのできる敵と戦っております。
この「戦い」がいいんだよな。
たとえば14巻でも様々な「戦い」が起こる。「なんでそうなったか?」ってのをイチから説明してると長くなるしネタバレになるから省略するけど、
石化した味方をこちらに持ってくる戦い。
石化した味方を海から引き上げるために酸素ボンベを作り潜り引き上げる戦い。
ドローンを作る戦い。
敵の謎を命がけで探る戦い。
1番の敵を交渉で寝返させる戦い。
通常の敵と技術やチカラで武器を持って倒す「戦い」ではないものばかり。だけど、その興奮度、達成感、勝利のすばらしさは同じ。そこが本当にすばらしいんだよな。
これらどれが特別ということじゃなくて、たくさんの味方の命をかけ能力のギリギリでなんとか引っ張り出した「勝利」なんですよ。そら、あんた涙も出るし「うっ」ってちょっと声も出るってもんじゃないですか。
個人的に14巻ではこれまでそんなでもなかった龍水というキャラがとりわけかっこよくてな。見直したわ。そして2期が決まってるアニメ。たぶん、そこじゃたぶん登場しないので3期で登場するだろう彼がアニメで活躍するのがみたくてたまらない。
同日に社会現象にまでなった「鬼滅の刃」の19巻とともに発売しました。こっちも文句なしにおもしろかったです。そしてこの2つが連載されている「週刊少年ジャンプ」というマンガの恐ろしさをしみじみと思うのです。こんなに「おもしろい」が偏っていていいのか?と。(いや、他にもおもしろいはあるのでいいのですが)
世界は「おもしろい」で満ちていてありがたい。