2020年07月28日

ゼッタイ良縁! くくり博士は めとらせたい 1 大沢 ういち 少年画報社





ジャケ買い大事。とくに書店でビビビときたものを買うのは絶対大事。この本のようなアタリがあるから。最高だよこれ。

エロマンガ。そしてマッドサイエンティストモノ。マッドサイエンティストは女性。ああ、まあ、くくり博士がそれか。

彼女が出会って即合体をみたくてあらゆる技術で良縁の相手を選び、それをテレポートで連れてくる。
最大のポイントは「それが現代に存在しない場合、他の時代から連れてくる」ということです。
出会って2秒で合体がみたいために技術を無駄遣いする。この設定で大勝利です。そしてこれこそマンガの持つフリーダムです。

1話は1990年代のボディコン女性。2話は未来忍者(くノ一)。3話はスパルタカス時代のムキムキ剣闘士(対象が女性)。

それぞれひねった展開でありながらもセックスして気持ちよくてハッピーエンドというキモは外さない。
絵柄も上々。セックスのバリエーションも短いページ数ながら考えられてるしな。アンモラルやインモラルはないっす。

そして4話。ネタバレになるから書きませんが、これで長編映画ができそうな話。みんな考えてありそうでない話。それは最後のページのようなぶっ飛ばし方ができないからだろうな。なおかつぶっ飛ばすヒト(ぶっちゃけくくり博士)がいるのでこのマンガの設定で3話まで積み重ねてないとできない話でもある。だから全部すばらしい。これ、描き下ろしだろう毎話の1pの後日談も含めて4話は本気ですばらしい。時間モノとしても傑作。

そして謎を含ませて次巻へつづく。うむ、申し分のないみごとな1巻。

長く続くのかはわからんけど2巻はでてほしいな。



posted by すけきょう at 02:00| Comment(0) | コミック感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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