
好奇心は女子高生を殺す(2) (サンデーうぇぶりコミックス) - 高橋聖一
電書は買い抜けもないしダブリもないし発売日0時に読むことができるし場所もとらないので便利だけど、書店で手に取ること以上にその本の価値が分かる方法はない。
それこそ、WEBで1話や1巻まるごと読むよりシュリンク包装で書店で現物をみたほうがわかることや伝わることが多い。「多い気がする」って書こうとして、いや、これは断定しておこうと思った。
あとまあ評価も紙の本と電書で読むのとちがうからなあ。
たぶん、紙の本で読むのが正しいとは今も思う。
とはいえ、
[好奇心は女子高生を殺す 1 高橋 聖一 (小学館 サンデーうぇぶりSSC): ポトチャリコミック]
この1巻のつづきである2巻が電書でしか出ないなんて思わないじゃないですか。すごくびっくりしましたよ。だって1巻大名作だからね。
でもって、2巻は買いますよそりゃ。だから、1巻は紙で2巻は電書って気持ちの悪いことになりましたよ。
だけど、おもしろいのよねえ。よって2巻出してくれてそれはありがとう以外ないよなあと。出ないままウヤムヤになるマンガが多いことは年輪を重ねているし知ってますから。なお、2巻発売は本人のツイッターで知りました。
あかね子と柚原さんのJK2人が活躍する少し不思議(SF)な1話完結の物語は2巻で完結しました。
2巻後半には1巻2巻のアイテムやキャラを使いつつ物語はギューッとした収束に向かいまして、あらゆる伏線を回収して、ついにはタイトルも回収して終わります。
好奇心は女子高生を殺すのです。すばらしいメッセージです。綺麗に綺麗に終わります。まるで最初から全2巻だったといわんばかりのきれいな終わり方。
作者の次回作は読みたいなあ、ものすごく。そして揃えるためにも1巻も電書で買おうかなーって思ったり。

好奇心は女子高生を殺す(1) (サンデーうぇぶりコミックス) - 高橋聖一

好奇心は女子高生を殺す(2) (サンデーうぇぶりコミックス) - 高橋聖一