エロとおもしろが反比例すると仮定する。
根拠としては、笑ってしまうと勃起しないしムラムラしない。
笑いに限らず、ある種の感情を持つ場合はムラムラ、すなわち性欲にリンクしない。
たとえば、怒りは性欲につながるとかさ。
で、
「時間勇者」の9巻を読んだ。
異世界転生したときにファミコンのコントローラを持たされた男。STARTボタンを押すと時間が停止する。それであらゆるチートを行って生き残っていくマンガ。
主人公はスケベなので時間を止めて裸にむいたり、乳首をぎゅーっとつまんだりパンツを下げて至近距離でみたりする。
そういうシーンが頻繁にあるけど、それを軽く凌駕するくらい物語がおもしろい。
いまはビーチバレー大会で国を賭けている。それと並行して剣聖(女)がダンジョンに潜っている。この2つの話がべらぼうにおもしろい。
なるほど一発芸みたいな設定なのに9巻も続くわけだ。
そしてエロを凌駕するほどおもしろいので相対的に日本1の1番エロくない=健全なマンガってことになるんだよね。
しかしもったいない。この一級品のおもしろさがアニメ化しにくいと思ったりするとなあ。
アニメ化ってそう考えると大事だよなあ。最近はおもしろいマンガを読むと、これをアニメ化して海外の「お友だち」の度肝を抜きたいなあと夢想するようになったんだよな。本作とか最高にびっくりするだろうなあと。
同様に淫獄団地なんかも無理なんだろうなあ。そちらも3巻が発売されました。こっちのほうはエロの比重は重いっすかね。