2022年12月10日

令和のダラさん 1 ともつか治臣 (KADOKAWA)


田舎が舞台。山の奥の立入禁止地帯。怪しげな祠がある。そこには山の守り神として妖怪が奉ってある。
そこに美少女弟と美少年姉が入り込んで遭ってしまう。それがダラさん。
腕が何本もあって裸で下半身が蛇の女の妖怪。
そいでおどろおどろしいのかと思いきや、日常ギャグ。いや、おどろおどろしさもあるが日常ギャグ。この姉弟の肝が座ってて、ダラさんも律儀に受け答えするうちにギャグのテイストになっていくという。
そういうことでもわかるようにみんないいキャラなんだよね。愛すべきひと(ま、ひとり妖怪だが)ばかり。
後ほど出てくる、26歳独身で弟(11歳)を狙ってる在宅勤務のこじらせ女性や、弟とのオタク仲間であり教師でありながらもコスプレ用の服を作るのが趣味ってひとがダラさんの服を作りまくったり。
と、今のところはダラさんの陰惨な過去編と令和のいまののほほんとしたライフって感じで展開してます。
ダラさんは姉弟の影響でコーラが大好きだったりカップヌードルを温かいお供物はレアって喜んだり、山で拾ったケータイで姉弟と連絡をとれるようにしたり。

絵は極上。シリアス画もデフォルメも背景もその他も含めて最高最高。デフォルメ画の姉弟の口元がとくにかわいい。

いや楽しい楽しい。2巻も楽しみじゃ。

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posted by すけきょう at 08:10| Comment(0) | TrackBack(0) | コミック感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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