鬱ごはん 6 (ヤングチャンピオン烈コミックス) [ 施川ユウキ ] - 楽天ブックス
連載15年で最新巻6巻。
いわゆるグルメマンガブームからはじまっていながらもジャンルの極北に位置するものであったが15年かあ。
なんたって15年前は電子書籍とかなかったからな。だから紙の本で揃えている。
本作はひとり暮らしの男(15年前は青年だった)が生きながら食べている感じのマンガだ。
このマンガ15年続いたと書いたが、ちゃんと世につれて「展開」しているんだよな。主人公はウーバーイーツの配達をしながら生計を立てている。ファミリーレストランにやってくる配膳ロボットに思いを巡らせながら食物を口に入れている。幻の果物ポポーを食べようとしてる。イギリスでカツカレーがブームだと知りカツカレーを食べる。シュガーバターのクレープは男でも注文しやすいとよろこんでいる(おれもそう)。サウナ上がりにオロポを飲んでいる。ケバブを食べ、コンビニのサンドイッチを開いて具の量をチェックし、使い捨てのクッキングバーナーを手に入れて炙って食べたりしている。これらネットからの情報によるものだろう。だからネット廃人のおれもよくわかる。
と、まあ、正直なところ、ブームの頃からいろいろ読んではいるが今もなお続いているものでおれが読んでいるものはだいぶ少なくなっているので現在のグルメマンガ事情には疎いおれにはとても時世に沿った新しい食べ物でネタを展開しているのがとてもいい。
そして、主人公鬱野は「趣味」をみつける。それが「ふり」になっての6巻最終話。見事だった。そのあとのセルフ解説(長文)も含めて。
最終回みたいな話だったけど、最終回じゃないヤーツだ。
15年6巻にしてまた「おもしろい」わ。
そりゃあ15年買うわけだ。
参照:
https://kakuyomu.jp/users/utsuno_kaidan/works

鬱ごはん 1 (ヤングチャンピオン烈コミックス) - 施川ユウキ

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絵も変わるよね

