2017年01月16日

ベルサイユオブザデッド 1 スエカネ クミコ (小学館 ビッグコミックス)


ゾンビの跳梁跋扈する血まみれのダークファンタジーでホラーなフランス史。マリー・アントワネットは殺されて双子の弟が成り代わって王妃の座についてって1話。まだまだ開幕戦ですが耽美ありスプラッタありフランスの優雅な上流社会ありでかなりのドカ盛り作品。正直高校で世界史をとってたけどきれいさっぱり記憶が無いために話においていかれそうなんだけど展開が派手なのでがんばって追いついていこうという気持ちにはさせてくれます。




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2017年01月15日

田中圭一の「ペンと箸」: -漫画家の好物- 田中 圭一,GMOクリエーターズネットワーク(小学館 ビッグコミックススペシャル)


「ぐるなび」で大反響連載だった作品がコミックスになったのでそりゃあ買いますよ。マンガ家のお子さんにマンガ家さんゆかりの店で食事をしながらいろいいろと話を伺うというこの時点でも濃い内容を各漫画家さんのタッチをマネつつも「ほろり」のほうにかなりウエイトを置く、田中圭一氏の作品でも異色作でありながらさしあたっての最高傑作になってしまったのです。
内容も、おもしろエピソードあり、泣ける話あり、隠された逸話、家族への接し方、田中氏やご子息によるマンガ論などなど多岐に渡っており、本題である料理ネタが少なめなのはご愛嬌ですが非常に読み応えがあります。


またネット連載では気が付かなかったけど各漫画家さんのタッチの再現度がすごいことになっている。こういう絵柄タッチをマネするマンガ作品はずっとあるジャンルだけどオールカラーで「印刷の具合」を再現していることで、マネ度合いではトップクラスの出来栄えになっている。とくに「そういう路線で行く」ってがっちり決まった山本直樹さんの回からの完成度が異常。元ネタを雑誌で読んだことがある人なら「ああこうだった」と思うこと請け合い。
そういうことなので紙の本でみることを絶対オススメ。


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2017年01月14日

映像研には手を出すな! 1 大童 澄瞳( 小学館 ビッグコミックス)


読んでいるあいだじゅうずっと涙が止まらない。むろん感動してだよ。
JK3人組の映像研がアニメを作るために奮闘する青春マンガ。「私の考えた最強の世界」を仲間と想像を共有させて作り出していくシーンに涙腺が刺激されっぱなし。
たとえば、オンボロの部室を自分らで直しているとき、この部室は宇宙船で船外作業をしていると思いこんでやってたりとかね。その妄想も派手なら、実際の展開も波乱万丈でみていてまったく静かでおとなしいイメージはない。実際アニメ制作は机に座ってシコシコと作業するのが大半だからね。
メンバーのひとり浅草さんは「未来少年コナン」にやられて「アニメを作りたい」=「自分の考えたすごい設定を具現化したい」なんて背景画、イメージボードと呼ばれるものを描いてばかりいる。
おそらくは作者の趣味とリンクしているだろうとは思うが、妄想の世界も現実の世界も「背景」が主役とばかりに大活躍。すごく芸をしている。学校といいコインランドリーといい。妄想での崩壊後の世界といい宇宙船部室号といい。
なおかつ話もきちんと段取りを踏んで1巻でちゃんと起承転結になっている(終わってはいない)。本巻のラストにも大きなクライマックスが用意されていてそのシーンがまた趣味趣味しているのに感動的だったりする。

作品詳細『映像研には手を出すな!』 | ビッグコミックスピリッツ公式サイト -スピネット-

まあまあ。おためしの1話を読んでくださいよ。論より証拠。読モやってるお嬢様だけどアニメ大好きな木崎さんの描いた人物画と浅草さんの背景画の合体なんてもう最高に美しいシーンですよ。
吹き出しにパースかかっていたりなどの、絵や人物や台詞回しなんかの作者の「気持ちいい」「かっこいい」「おもしろい」「こだわり」がギュウギュウにつめこまれているのでずっとニヤニヤしてしまう。
最高です。ぶっ飛びました。ジャケ買いだったんだぜこれ。なんだか宝くじの特等ひいた気分だわ。


女子高生がアニメを作るったらこれもあるけど、まったく関係がないのが素晴らしいね。まったく関係がなくてどちらも名作という。


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2017年01月13日

けんもほろろ 4 完結 ハトポポコ( 竹書房 バンブーコミックス)


ハトポポコ氏の新刊はでたら買ってはちびちびと読んでいるのでなにをどこまで読んだのかよくわからなくなる。それでほぼ女子高生がほがらかに会話している4コマが多いのでさらに倍率ドンでわからなくなるが楽しいのでいつも買う。

本作は不思議が少なめで会話オンリーで成立している4コマが多くてアナーキーや鬼畜なオチが少なめで百合度がちょっと高め(微熱程度)のバランスになっているな。おもしろかったです。来月も新刊がでます。今度は学校が舞台じゃなさそうな。



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2017年01月12日

天女さま、すんません! 山本 健太郎( KADOKAWA ビームコミックス)


天女が出るという伝説のある寂れたシャッター商店街に本物の天女が現れて大騒ぎという最近の邦画みたいな話。天女さまがずっと裸ってので昨今の基準で言うと実写映画化は難しそうだけど、そこをクリアしたらすごく実写映画にむいた内容かと思った。
気合の入った作画とエロいかなーって思ったらそれを思いきりスカす青春な展開。天女さまと主人公ももうひとつステレオタイプで、もうちょっとおもしろいアクセントがほしいかなとは思った。良くも悪くもオーソドックス。ただ、作画はダイナミック。このギャップ。原作モノを手がけてみられてはと。

こういう感じの小説のコミカライズとか。映画をコミカライズした方がいいかな。動きのある。


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2017年01月11日

サンタクロースの候補生 1 染谷みのる(芳文社 芳文社コミックス)


人見知りで派遣社員やっててもなんだか浮いてたけど叔父の喫茶店の仕事と「公認サンタ」の仕事をして変わっていくの私なマンガ。
公認サンタという職業(儲けはほぼなし)と、それゆえに垣間見える世界を描く。
セオリーとして毎話読み切りでサンタ仕事をして出会った人々の感動エピソードってのがあるけど、本作はそれと並行していろいろな準レギュラーなキャラが出てきて、はっきり表現させてもらうとゴチャゴチャしてる。すごい一生懸命交通整理されているのはわかるけどもゴチャゴチャしてる。そのキャラたちは「必要」なのか?と思う。サンタでのエピソードがおもしろいので余計にそう思う。あとキャラが立ってるのでさらにゴチャゴチャに感じる。ちょっと残念です。


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2017年01月10日

クノイチノイチ! 1 金沢 真之介 (集英社 ヤングジャンプコミックス)


現代の男子高校生が京都太秦映画村でくノ一のカッコしてたらタイムスリップして江戸時代の伊賀に来てしまい、そのままくノ一として養成学校に潜入して現代に戻ることのできる巻物を探せというダンドリでやらせてもらってます。
あとは女装で男子禁制の場に潜入するモノになります。
個人的にはくノ一らしいエッチな忍術とかそういう方向に特化していただければいいのですがわりと現状はセオリーどおりの潜入モノで、風呂に入ったり同室の子にバレないようにしたりとか。くノ一モノはスキだけど女装潜入モノはあまりなのと、エロのバリエーションに新鮮さがないのでちょっと残念でした。
あと目が肥えてしまったのかデッサン狂いがちのエロは興ざめ度が高いっすね。


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2017年01月09日

クリスマスプレゼントなんていらない 売野 機子( 幻冬舎 バーズコミックス)


短編集。初めて読む方です。6編からなる少女漫画集。さっぱりとした描画はかつてのニューウェーブ期を連想し読みやすい。
そう、本作を読んで最初に思ったのは、高野文子氏のデビュー作「絶対安全剃刀」だったんだね。あの短編集のようになんでもありだけどどこか薄皮一枚入り込めない感じ。それは性別ってのもそうだけど、少女マンガの流儀のようなものにもうひとつ乗れてない自分をみつけてしまうのですよ。
恋愛に冷静なところ熱狂しているところそのどちらにも感情移入できなくて「そういうものなのか」という疎外感を味わうんだよね。とくに「パーフェクトケーキ」「リラの消えた森で」なんかに。
「おれが美しいと思うもののために」は逆に無口な男を主人公に据えている分わかるところがある。
カバー表紙、表紙、ウラ表紙、カバー裏で短編になってたり最後のSFな「機子ちゃん」などもあって幅広い才能を感じます。



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2017年01月08日

監禁嬢(2) 河野 那歩也(双葉社 アクションコミックス)


1,2巻いっきに読みました。
男が突然監禁される。両手両足を縛られた状態で監禁した女性に逆レイプされる。
そこから脱出する話かと思われてたけどあっけないほど簡単に逃げ出すことは成功する。ただそれは悪夢の前兆でしかなかった。
2巻になっても謎が謎を呼ぶ展開は相変わらず。随所にエロティックなシーンがあるのに恐怖やら複雑な気持ちが先立って全然エロいと思えない。むしろどこでもだらしなく射精する主人公が情けないと思えるほど。コレは珍しいマンガ体験。別におかしなプレイはしてないんだよな。でも、登場する女性でマンガ的なラインですら「まとも」な女性はひとりも登場しない。女性恐怖症になるマンガ。それでいてこれはこれで「ハーレムもの」なんだな。

少ないページ数だけど主人公の人格を形成することになった子供時代のエピソードがまたエグい。

あと、嬢は錠と掛けてるのね。ほかにもそういう仕掛けがいっぱいあるね。

ただこのノリで10巻20巻ってやられたらただしんどいだけだなあと思ったり。





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2017年01月07日

あさは、おはよう -大澄剛短編集- 大澄 剛( 少年画報社 ヤングキングコミックス)


「千代に八千代に」という短編集がよかったのでまた買ってみたのでした。出版社はちがいますが。
連作短編集。テーマは家族愛。そしてスターシステム的にこの話のサブキャラが次の回の主役だったりと各話はうっすらとリンクしている。そのリンクはまた意味がある。ただ、うっすらとしてるので無視してもかまわない仕様にもなっている。そこいらは親切設計。
「千代に八千代に」よりもあらゆるものをかなぐり捨てて「泣かせ」にきている。いろいろなところをすっ飛ばして、親の愛、恋人への愛、そういうものを突き詰め、煮詰め、ダイレクトに涙腺を絞り込んでくる。大げさな話は少なく、幸せの青い鳥よろしく、本当の幸せは日常の些細な1日にある的な、親の愛は永遠不滅的な、こうやって茶化さないとやってられないほどベタにストレートに確実に泣かせにくるんだよ。
定年退職した親を祝いに久しぶりに家族がそろう「その後、」が個人的には格別。こういう日がくると思ってたから。





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2017年01月06日

ポンコツンデレな幼馴染(1) 海月 れおな( 講談社 KCデラックス 月刊少年マガジン)


少年サンデー系が昨今量産しているちょっとクセのある美少女が登場するラブコメの体裁をとってるようにみせかけて、千鳥の2016年に流行った名フレーズ「クセが強い」を極端まで推し進めた結果、ラブもコメもなくなって、外見だけ美少女のかなりどうかしてる「こまわりくん」が登場するギャグマンガになってしまった。尻やタマキンは出したりしないけどね。タマキンはもともとないし。
やることなすことすべてポンコツだけどツンデレって主人公が、幼馴染にちょっかいをかけるって、体裁ではある。だけど、「ほら好きだったでしょ?」って顔を赤らめながらビニール袋に入れたお茶漬けを渡すわけです。エチケット袋のゲロそっくりの。

そして、そういう体裁のギャグマンガ(アホガールとかさ)とはまたかなりツボのちがう作者のセンスが炸裂してるところも見どころではあるな。制服越しにすね毛を抜くとか、消毒液を綿棒につたわせて患部に流し込むとか、どうやって発想しているのか全然わからない。ドリンクバーの紅茶の混ぜ方とか。そしてそれらを「おもしろい」として提出する作者のセンスもスゴイ(ついでにいえばそれを採用した編集のセンスも)。
非常に興味深いけども読むと疲れる。彼女に感情移入できないから。器がかわいくても中身を許容できる限界はあるんだなと。おれは無理ってことがわかった。そういった点では非常にアナーキーな作品ではあるな。



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2017年01月05日

ヴァルガビンゴ(1) 亜画々屋 ぺらも( 講談社 アフタヌーンKC)


「僕のヒーローアカデミア」があの世界になる前のカオスな状況をマンガにしたような作品。
また、すべてのスキルもそのヒロアカにたどり着く手前な感じ。ヒロアカがロックならガレージパンクのようなハチャメチャで荒削りでグツグツドロドロのマグマが沸騰しているかのような作品。


ヒーローが普通にいて、ミヤネヤで今日の活躍を映されたり、あまつさえも「しっかりしろよ」扱いされてる世界。小学生の主人公がなぜかヒーローになる。そして悪役と戦うようになる。ただ、小学生なのでチカラの加減とかわからずに一般市民を首チョンパしたりする。悪役と戦ってるとき瓦礫をとばして野次馬をミンチにする。そういう悪趣味さが随所に。


まだなんともいえないけどすごいパッションは感じる。描き込みの濃さにけいせい出版(大人の良い子は検索してみよう)っぽさというか、もっとわかりやすくいうと昭和50年代のニューウェーブ期のエロ劇画風というか、を連想する。


2巻以降期待。ただ、「ファイヤパンチ」もそうだけどセオリーっていうか「ベタ」の横紙破りは制御が難しいよなあ。そこがポイントかしら。





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2017年01月04日

中国嫁日記 (六) 井上 純一(KADOKAWA)


年に1冊の最新刊。いよいよ井上氏もエッセイコミック専業になるようで(フィギュア業廃業だそうで)。その気概あふれる渾身の描き下ろしが収録されてました。これは相当気合が入っている。泣ける。

本編であるブログからのは写真が多くなってきている。もうけっこうな感じで月さんの顔がわかるようになってきている。サングラスとマスクの顔のなんかいいのか? サングラスの奥の目が透けて見えるぞ。


2chのスレをこないだ眺めてたら、出産して子供の写真があるのにまだ月さん架空の人物説を熱く語っている人があってなるほど「ムー」がずっと続いているわけだなあと。そんな手間ヒマかける理由がわからんわ。


描き下ろしは気合はいってたけどエッセイコミック相場を考えてもちょっと割高感があるなあと思いはじめてきました。そもそも6巻薄いような。
ブログで連載している出産&子育て編はこの次の巻になるのね。


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2017年01月03日

別式(1) TAGRO( 講談社 モーニング KC)


別式って女性の武芸師範代の話。本当にあったことらしいです。登場人物のモデルもいるそうで。
でいて、女子会やら合コンやらセリフの中にHIPHOPだの入ってる的なミクスチャアな江戸女子コメディマンガ。ただ死は榎本俊二氏の「ゴールデンラッキー」くらい軽い。でも絵が絵だからポップ。


おれのきらいな、開幕にクライマックスを用意するパターンだったのでなんかすごく用心してます。こうなったのは「20世紀少年」が原因です。TAGRO氏は浦沢直樹氏を恨むといいでしょう。
そしてぶっちゃけると前作「変ゼミ」もそれ以降の諸作品もイマイチハマってないのですので、ちょっと今微妙な気持ちです。やたらとあるネームが入ってこない感じがあります。でもおもしろい。この微妙なスタンス分かってもらえるかしら。そらだってあのTAGRO氏の新刊ですし。だからつまらないことは絶対にないんだけどさ。でも、まだ様子見で。

そしてしみじみとおれはTAGRO氏のマンガになにを求めているのだろうか?と考え続けているのです。成年コミックのころからファンです。エロか?


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2017年01月02日

17歳のチズ 下 佐藤 智一(小学館 ビッグコミックス)


完結巻。上下合わせてきちんとストーリーが起承転結で、下巻は真ん中あたりから終わりに向かってジワジワと輪っかが縮まっていくように謎がキレイに収束していく。

JKのチズが古地図と歴史を駆使して東京の「江戸」の謎を解き明かしつつタカラを探す話。

上巻から引き続き、泉谷しげる氏にしかみえないチズのじいちゃんが大活躍。あとチズの高校の古典の先生がまさかの活躍。彼女は実写ドラマ化だとハリセンボン春菜さんかな。ほかのキャラも「もしかして**なのかなー」ってのがあっておもしろい。
と、実写化してもおもしろそうだし、それのほうがみんなにおもしろがってもらえそうなマンガなのでぜひそうしてください。上下巻だから映画化もありか。



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2017年01月01日

踏切時間(1) 里好(双葉社 アクションコミックス(月刊アクション))


「オール踏切!!!!」って帯のコピーにやられて買った。毎話読み切りで踏切前で電車が通るまでのカンカン鳴っている間のショートコミック。この設定はすばらしい。
書影からそうでちょっと扇情的なカットが多いけど中身は青春系(JK、JCが多い)のさわやかな話が多め。さわやか? この言葉はちょっとちがうかな。ちょっとエロもあるし、何だその話?ってのもある。だから、さわやかな外見のちょっとどうかしてる話ってのが正しいかな。
JSが踏切の向こうに不気味なモノがいるからっておまじないとして腰を振りながら「ポマード!」って叫ぶだけの話とか。
踏切の電車待ちの間に後輩(JK)に告白されるJKとか。
実在の場所を舞台のモデルに使っているという踏切マニアも納得(ってタモリ倶楽部みてる限りそういう人は少なくない数いそう)の踏切マンガの決定版ですね。


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2016年12月31日

ワンダーランド 4 石川 優吾 (小学館 ビッグコミックス)


・どうしたいんだ?の4巻。
・シンプルに感想を書くと「アイアムアヒーロー」かと思ったら「アキラ」になったと。
・CGで「アキラ」を描くとこうなるって感じがしてとってもいい。ラストのインパクトはなかなかだったなあ。
・ただ、1行目。かなり大きく話が変わったからなあ。どうなる5巻。


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2016年12月30日

でんぱ受信中!!~ひきこもり漫画家でんぱ組応援記録~ 1 ディアステージ( 小学館 ビッグコミックススペシャル)


でんぱ組incの大ファンが「でんぱ組スキだ」って描いているマンガ。こういうファンマンガってあるよね。おれはサクラ大戦のコンサートに延々と通ってる人のマンガや、安達祐実ファンが出演舞台とかにマメに通いつめているマンガを読んだことあるわ。
作者、ラッキーなことに何度かメンバーに取材で会ってる。でも、ライブとかグッズは自腹で買ってる風。そこがまたエライ。というか、ここんところの線引きや距離感が大事なところだよな。ファンとしての矜持ですな。


マンガとしては、連載キツいけど彼女らのがんばりに助けられた彼女らはスゴイってのが続く感じ。でも、そこがいいじゃない。
「でんぱの神々」って彼女らの冠番組だってツアー中は延々とツアーの模様をダイジェストでお送りしてるだけだし。


作者が取材していたときにねむさんとりささんが自分らの相関図(BL的な)を作って盛り上がっていたそうで。
ねむさんはそういうことができるのもおのおののキャラが確立しているからこそだって冷静に分析されていてさすがだな。
上のガキはすごくハマっていていっときはファンクラブ会員だったくらいだけど、彼女らのTwitterの投稿に一喜一憂してるからなあ。「またもがが自分だけカワイソウ発言してる!」とかまんまとその目論見に乗っかってるわけだ。
かくいうあてくしもその上のガキの影響でいっときはかなりハマっていた。今年前半に出たニューアルバムがアレだったのでちょっと冷めて距離があいたけど、先日の3枚組ベストがよかったのでまたちょっとファン寄りになりました。だからタイムリーだったかもしれない。





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2016年12月29日

マコちゃん絵日記(10) うさくん(茜新社 FLOW COMICS)


連載100回を超えて巻数も2桁台のメモリアル巻ですよコレ。そうだからか今回は近年の作品を鑑みてもキレッキレなものだったと思う。とくに素晴らしかったのは口絵のカラー化にもなっていた最後に収録されていた「多美ちゃん愛の主張」です。
マコちゃんという腹ペコ児童のなんだかよくわからない周辺マンガです。キャラも増え、マンガ内マンガなども多く、ひとくちでどうとはいえないようなマンガになりつつあります。それでも泣けて笑えて大変に楽しいマンガです。これまでのは泣ける回は泣ける。笑える回は笑えるって感じでした。
その中にあって「多美ちゃん愛の主張」はそれらが同時進行しており新鮮でした。笑えるシーンなのに泣けるし泣けるシーンなのに笑える。オチまで全部ハイテンションだったし。うさくん氏のベストジョブじゃないかと。これだけでも読む価値があると思います。
「神の使いムミエル」もおまけ描き下ろし含めてハイテンションで泣いて笑えて路線かな。いいっすね。親衛隊のカラーピンナップという誰得なおまけもあります。10巻にしてリフレッシュした感あり。長く続いてほしい。アニメ化してほしい。「Lo」連載作品で初の地上波アニメ化。「団地ともお」もアニメ化したことだしさ(だいぶ状況がちがうだろうけどさ)。




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2016年12月28日

初恋ゾンビ 5 峰浪 りょう(小学館 少年サンデーコミックス)


どんどんと堂々たるラブコメになりつつある。当初からあり5巻まで引っ張った謎も解けそれがこれからの「ゴール」となったのも上手だね。
男性の初恋の女性が幽霊化(これが初恋ゾンビ)して頭上に浮かぶのがみえる体質の主人公ともうひとりの男装の娘と、ほか諸々とのラブコメ。初恋が成就するとそのゾンビは成仏する。主人公のゾンビは消えるのかと。

ただ、謎感とこれからどうなる?って予想外の展開はなくなったかねえ。いろいろな意味で安定期。今回、1巻からいるエビノさんとの三角関係ばっかりだったしな。
今後カラをぶち破るのかこのまま付かず離れずで適時新キャラ投入や恋で悩んでいるカップルの相談解決(初恋相手がみえるから可能なのよね)したりして長寿化するのか。この先の舵取りはけっこう難しいと思うのです。



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