2017年04月15日

僕のヒーローアカデミア 13 堀越 耕平 (集英社 ジャンプコミックス)


ちょっと苦しい13巻。今後のための布石を置きまくりで、「伏線を張る工事中」ってのがもろわかりでちょっとしんどかった。

「次」からおもしろくするためにどれもこれも必要なんだろうけど、けっこう風呂敷が大きくなっていっているので、これはきちんとたたまれる風呂敷で、おれはこの広大な風呂敷をたたむのをちゃんと楽しんで読んでいくことができるのかという不安も湧いてくる。長編にはありがちだけどな。

1番強く感じたのは轟くんがいいやつだなということかな。


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2017年04月14日

セブングレイズ 01 吉田聡 (秋田書店 ヤングチャンピオンコミックス)


久しぶりに氏の作品を手に取りました。
デビュー作もそうで、暴走族マンガがメインのようでいてなにげにこういうファンタジー的な設定をお好きでいらっしゃるんだよな。周期的にそういうのをお描きになっておられる印象。とはいえ、ここ10年くらいはお見限りでしたのでそう断定もできないんですが。

宇宙人が調査で来る。たまたま発見した男をサンプルとしてコピーする。さて調査に行こうと記憶の同化している途中でアクシデントがあり、なにもわからない状態で野に放たれる。「らーめん」と「せっくす」という2つの単語だけを残して。

今のところ話が進まないんだよな。じわじわと展開してるけど芯を食ってないし、おれもイマイチ入り込めない。マンガ自体は超ベテランらしく読みにくいとかそういうことはまったくないんだけど、どうしたいんだかさっぱりわからない。
何箇所か声を出して笑わせるあたりすげえなと思うが。

2巻までは読んでみるけど、なんかなあと。


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2017年04月13日

背すじをピン!と~鹿高競技ダンス部へようこそ~ 10 横田 卓馬(集英社 ジャンプコミックス)


高校生社交ダンスマンガも最終巻。10巻で一気に2年時間をワープさせて「その後色々あって、みんな立派になりました」オチ。それを10巻の単行本の大半を使ってやることができたのでまあ作者もぼちぼち本望なのかね。

本作終わりにプロトタイプの読み切りがあった。ほぼ話も踏襲しているし、キャラも同じだけど、絵が全然ちがう。この読み切り時の絵だったら単行本をジャケ買いしてなかったなあと思うので、本編の絵はやっぱり魅力的なんだなと再確認。

次作もこの絵でガーンと。あと、本作の主人公とヒロインは地味で優しくていいやつって「薄め」だったので次は濃い目の主人公が大暴れするようなのがいいな。


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2017年04月12日

手品先輩(3) アズ (講談社 ヤンマガKCスペシャル)


テコを入れられるところは全部いれてみた生き残りをかけた総力戦の3巻といったオモムキ。
キャラを倍に増やし(2人→4人)、お色気も手品ネタも増量し、増えたキャラが大道芸部との合併だったので大道芸でエロって展開も。
その心意気やヨシ!

それでいて、この手のクセの強い女の子萌えギャグにおいてはトップクラスの「なにも起こらない」ワールドは持続。へんなバランスで成り立っております。

しかし、あらためてこれまで2人でこんなフェロモンぶちまけ女といっしょにいてなんともなかったもんだよなあ主人公の男。だいたいがこの手のエロに強めの萌えギャグは、男キャラがほとんどインポ疑惑だよな。

今回1番味わい深かったのが帯についていたQRコードな。「スタンプ風画像」プレゼントだよ。スタンプじゃないんだよ。画像が並べてあって、手動で画像を保存して、手動でメッセージやLINEに貼り付けるという。この物悲しくなってくるような貧乏くさい工夫が本作に非常にマッチしている。

SDキャラにいろいろなバリエーションがあるけど、これの「正解」をみつけてほしいなとはちょっと思った。



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映画大好きポンポさん 人間プラモ pixiv


話題の作品です。pixivで無料公開しています(2017/04/10 19:15:58現在)
無料公開なので思いきりネタバレで書こうと思います。
上記リンクより読後、「つづきを読む」よりどうぞ。




追記あり
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2017年04月11日

どこか遠くの話をしよう 上 須藤 真澄 (KADOKAWA ビームコミックス)


久しぶりに氏の本を手に取った。上下巻というのが決め手かな。

どこだろネパールとか? 山岳地帯が舞台。モノと話ができる少女が主人公。彼女が納屋で異邦人が病気で苦しんでいることを知ってからはじまるお話。
終わらないとあらすじらしいあらすじも書くことができないが、話が芯を食うまでの間のもたせ方がすばらしい。飽きさせず徐々に核心に迫っていく感じ。匠のワザがさえわたりますね。

上巻の終わりにわかる事実で、最初からこれまでに1本線がググググと走る瞬間、ゾクゾクする。

名作の予感あり。






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2017年04月10日

あかぼし俳句帖 5 有間 しのぶ (小学館 ビッグコミックス)


いっとき「THEごーしちご」ってSNSにハマっててユルユルの俳句で楽しもうなんてことやってて、ボーダイな数の17文字を投稿してて「俳句ってたのしー」って気分ではいたのよ。歳時記サイト読んだりな。

だからおっさんが俳句の魅力にハマっていく本作は非常におもしろい。

読めば読むほどおれが前記のSNSでやっていたのはなんちゃってなんだなということがわかるくらい俳句の奥の深さがわかった。季語の大事さとか、逆に季重ねって季語が重なることのダサさとかわかった気になった。それはすごくエキサイトなマンガ体験ではあるんだよね。

でも、それが俳句に興味のない人にどう映るのかさっぱりわからない。趣味趣味マンガってそういうもんだと思うけど。

5巻ではおっさんが俳人としてひと皮むけるシーンで感動したりもする。次で終わるのが残念だけど6巻もつづいたのはやっぱりおもしろがる人が多かったんだね。すごく奥が深いね。おれもさらにおっさんになったら地元のこういうサークルに入ろうかと思ったけどだいぶ怖くなったわ。


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2017年04月08日

ディザインズ(2) 五十嵐 大介 (講談社 アフタヌーンKC)


五十嵐版けものフレンズも2巻かーって1巻発売時には「けものフレンズ」なかったね(あとおれけものフレンズみたことない)。

HA、ヒューマナイズドアニマルという人間とけもののハイブリッドをベースにすごく大きな話が動いております。そういうけものフレンズなキメラとハローバイバイ関氏の年に2回くらいやるやる都市伝説SPな陰謀と策略の世界との融合。

2巻で特筆すべきところは五十嵐マンガの萌え度がドドンと上がったことかな。見開き2pでチョコレートを食べているクーベルチュールちゃんのかわいいことかわいいこと。あと、メイドのジャスミンちゃんもカワイイね。これまで氏の猫描写にはカワイーってのは思ったけど、人物は萌えとは逆方向のモノかと思ってたから、この萌えはかなり新鮮。

と、だれも書かないところを言及しておいたところで、あとはこの美しくも血なまぐさい世界観にどっぷり浸れる超絶絵を眺めよう。超絶的な状態のモノたちが超絶的な動きをしているのにそれが理解できるというすばらしさよ。これこそが「絵がうまい」ってやつ。そういうシンプルでいて表現者側にとってはこの上なく難しい奇跡を楽しむことができる。幸せだ。


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2017年04月07日

天国ニョーボ 3 須賀原 洋行 (小学館 ビッグコミックス)


迷走の3巻。
1巻ではガンで他界したニョーボがあの世から戻ってくる。2巻では他界の原因となったガンの闘病記になる。3巻ではどうなるかと思うと2巻で決着がついてなかったのでそのつづきと。しかも決着がつかず。でもって4巻で終わるそう。
ん? こうなると1巻のくだり必要だったか? そしてそれが必要なら3巻は大急ぎでニョーボを「殺さない」と話が進まないだろうに、なぜか3巻は「現在」の子供らの先行きについて「予想」まで入れて描いたり、かと思えば、作者の学生時代を描いたり。
いちおう、その理由も描いてある。


(天国にいるニョーボさん)「ダンナが前回、今回と、闘病記を休んでほんわかした話を描いてるのはなぜ?」
ジグちゃん(フロイト)「無意識の領域から「ここから先を描くと心がやばいぞ」と信号が出ているのだろう」「このまま描き続けるとまたニョーボが死んでしまうという」という強い抑圧に襲われておるのじゃ。



あー、こういわれるとなにもいえないって気にもなるけど、それ以前に、もう3回4回死んだときの模様を軽くは描いてるんだし、覚悟はできてるのかと思ったわ。そして「それ(抑圧)」を優先させるとマンガのクオリティは下がると思うし、事実下がったんだけど、それはそのあとのニョーボさんの遺言である、息子たちを独り立ちさせるまで金を稼ぐ必要があるから闘病記でもなんでも描きなさいってのとちょっと反しないかい?

まあ、もうちょっと作者側に立つとすると、息子のことを託されたからには息子の先行きを描かないとダメだし、入院してるときもおれの手料理を美味しそうに食べていたってことで、冗長におもわれるかもしれないそれらの描写は「必要」なのかもしれない。
ただamazonの「5つ☆レビュー」にあるように、実在ニョーボシリーズのこれまでの愛読者ならそれも込みで楽しむことができるかもしれない。でもそれなら古巣の竹書房やら講談社で描くのがベターだよな。お初の小学館で「はじめて」読む人相手にこういうの描くのはありていにいって悪手だろ。はじめての人にはちんぷんかんぷんに思われそうだ。

まあ、おれも反論されないように書いておくと、奥さんをガンで亡くしてます。実在ニョーボさんより若くして、かつ前に。だから1巻2巻はかなりココロにきた。「そういうこと」で。
そして別に物書きではないWEB日記書きとしてでも、奥さんの闘病記は書く気になれない。書くことができない。それは上記のジグちゃんの見立てと同じ理由だろうと思う。
だからこそそれを書きはじめた作者はすごいと思った。「モーニング」を創刊から読んでいたので作者はデビュー時から実在ニョーボ(OL)でブレイクしたところとか存じております。それでこれまでコミックは買ったことはなかった。そう「判断」したから。おれにはいらないなと。
でも、本作は買わないといけないと思ったので買った。これは読まないとダメだって。だからこそ3巻にがっかりしてるんだよ。

描きはじめた以上はハラをくくって「ちゃんと」ニョーボを殺さないと。それが表現者としての責任と違うか? そしてニョーボさんとの約束じゃないのかな? この「ちゃんと」ってのはすなわち作品としてのクオリティを高めて名作として完結させろってことだよ。
それを考えると現在、1巻と、2巻3巻がチグハグすぎるんだよな。さらっと振り返るなら振り返ることにしないとダメだったのにそれもできずに3巻でもまだ闘病記の決着はつかないまま。そして次で終わるんだよね。どう考えても4巻も闘病記で終始しそうだよなあ。

絵もなんだか妙な大ゴマと意味がうすそうな描画が目立つようになったしなあ。食材だけ1ページ映す芸のない調理シーンとかなああ。

1巻も2巻もホメてたんだぜおれ。

http://sukekyo.seesaa.net/pages/user/m/article?article_id=425393955

http://sukekyo.seesaa.net/article/441450453.html

いやまあ4巻で大逆転がもしかしたらあるかもしれないから一縷の望みってのは残しておきたいとは思いますがねえ。



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2017年04月06日

まかない君 5 西川魯介 (白泉社ヤングアニマルコミックス)


料理を作って食べるマンガとみせかけてずっと3姉妹とバカ話をしているマンガも5巻になりますです。作者最長記録だよね。
料理は工程も含めて複雑になり、話はややマニアックになりつつありますが、どちらもどこかでブレーキをかけようと心がけておられる模様。複雑になりすぎよう、マニアックになり過ぎぬよう。その匙加減のベタランっぷりを「おお、これはなかなか」と楽しむのが通っぽいかね。

1巻あたりだと3姉妹が食べたりしてるサマのエロさにあたれられたりするまかない君でしたが「まかない」だけに慣れた感じ。女性の艶っぽさは抜けたし、メガネの三女はつまみ食いしすぎてけっこう下膨れて来てるしなあ。もうかつてのようなエロは描けないのかしらね。この連載終わったらセルフでエロい同人をお描きになりそうでもあるんだけどね。



posted by すけきょう at 16:17| Comment(0) | TrackBack(0) | コミック感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする