2017年06月14日

オッス!はるかちゃん 2 宗我部としのり (秋田書店 少年チャンピオン・コミックス)


おかしなマンガだよなあ。
「THE男」の応援団に入った紅一点。上が学ランで下がチアガールのスカート。そして爆発しそうな巨乳。ああ、爆乳。世の中にはいいコトバがある。
で、基本は硬派な応援団の毎日にその爆乳のはるかちゃんが根性でついていく。
エロは爆乳だなあということくらいでな。
だから応援演舞なんかでおっぱいが「たゆん」と揺れる。合宿で風呂から上がったらTシャツ姿にブラがちょっと透けている。そういうライン。そして硬派バカの団長以外の部員が「おいおいたまんねーな」って思うと。彼らもハードな練習してるわけで雑念にとらわれてばかりもいられないのよね。
もっと具体的にいうとエロコメになるところっておっぱいからの吹き出し「ぽよん」だけなんだよな。まああと上記の通り団員の「すげえおっぱい!」くらい。

それで1冊応援団マンガとして読ませるのがすげえわ。応援団マンガなんだよあくまで。余計な要素が非常に少ない。えーと、久保ミツロウ氏の「アゲイン!!」より正統な応援団マンガじゃないかなと。

だから描き下ろしだろう巻末の番外編がすばらしい。団長以外の団員が合宿で限界になってるんだよ。彼女のおっぱいなんかでのエロ妄想がパンパンで抜きたいって思っている夜の話。

しかし、はるかちゃんのおっぱいのカタチがモロわかりでウエストがきゅっとしまってるウソ学ランって実際に作ってみてグラビアアイドルとかに着せてみたらいいのに。ガテン服を着てる同じく爆乳のおねえさんの謎作業服なども。思った以上にエロくてハマると思うんだけどね。


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2017年06月13日

ファイアパンチ 5 藤本 タツキ (集英社ジャンプコミックス)


毎巻毛色がちがうのがスゴイですね。5巻はもはや哲学書ですね。21世紀のジョージ秋山先生のようじゃ(ジョージ先生ご健在ですけどね)。

5巻前半はトガタを追うアグニ、中盤はアグニを追うトガタ。そして最後は、、、ってずっと衝撃的かつ「静か」な展開なんだよな。ずっとトーンは静か。冬を舞台にした文芸大作映画のムード。でも、とんでもない展開。

これは最後まで考えてないとできないだろうなあ。おれが編集なら「この先どうなるの?」ってたずねるし、それに「適当に書いたんで考えてません」っていわれたらボツにするもんな。
だから「先」があるのは間違いない。「次」があるのは間違いない。でも、読んでてすごくドキドキする。

同日いっしょに楽天ブックスから届いた「僕のヒーローアカデミア」の14巻も同様なんだろうけど、本作とちがった意味でドキドキする。
どっちが上で下でっては思わないけど、今は「ファイヤパンチ」のドキドキのほうがおれの中では大きい。

希望に満ち溢れたポジティブとしかいいようのない言葉を呪いの言葉にしたのは発明だよな。まあ、悪魔的発明(このはやりも6月いっぱいだし使っとこうと)。



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2017年06月12日

1日外出録ハンチョウ(1) 福本伸行,萩原天晴,上原求,新井和也 (講談社 ヤングマガジンコミックス)


スピンオフの先輩「中間管理録トネガワ」の5巻と同時発売。
トネガワの成功から単行本5巻分でいろいろあった世の中を経由しての本作は、いろいろな意味で先輩超えしている完成度。
地下でドカチンをやってるハンチョウが50万ペリカもの大金を払って1日外出券を手に入れて、つかの間の外界を満喫する話。基本1外出1話の読み切り。

このフォーマットでもって流行りのグルメネタ(遊ぶネタ)をぶっこむんだからおもしろくないわけがないんだよ。

ということでいい意味でスピンオフ的なギャグマンガ展開を広げてるトネガワと、いい意味でフォーマットに沿ってるハンチョウと2つの棲み分けはバッチリ。

で、トネガワではカツ丼回という名作があるけど、ハンチョウではオムレツライスが最高峰かね。この回を超えるかどうかで判断されるようなところがあるね。見本で手本になってる。

個人的には「宮本ダム」で1番笑いましたが。

そう、トネガワとハンチョウのちがいは、ビジュアルに訴えかけるギャグが多いことかな。ハンチョウのほうが1枚絵でガーンと笑わせるところが多い。宮本ダムはその最たるものね。同じ原作者でもちがうものだなあと感心したり。

ともかく。どちらも非常によくできてます。今のところ。ただ、最後の話が変な引きになってるのが気になったな。そういう長々としたのはトネガワはしょうがないとしてもハンチョウは止めておいたほうがいいんじゃないかと思うんだけどな。


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2017年06月11日

中間管理録トネガワ(5)福本伸行,萩原天晴,三好智樹,橋本智広 (講談社 ヤングマガジンコミックス)


「このマンガがすごい!」で1位だったときに目を疑ったよ。発売されたのは知ってる。わりとおもしろいこともまとめサイトで部品みたいな状態であれやこれや読んだので知っている。でも、1位か?と。
だってスピンオフだぜ? 所詮パロディだぜ?

だから既刊全部がKindleで安いときに思いきって買ってみた。当時で4巻まで。

そうしたら襟を正して「すみませんでした」とあやまることになる。公の場でちゃんとあやまるのは今がはじめてなんだけどね。

おもしろい。スピンオフの概念を大きく覆すおもしろさ。そもそもの元ネタを知らないと100のおもしろさがe得られないし、その100は元ネタの100には届かないはずが、本作においてはあちこちで元ネタの100を超える。そして、あまたあるギャグマンガとしてみてみても100に近い数字を叩き出している。
画期的な作品ではある。まあそれでも元ネタである「カイジ」を読んでおかないと100のおもしろさはないとは思うが、おれは読んでしまっているから。トネガワの最期も知ってるから。

ただ、野中英次氏の「魁!!クロマティ高校」がざっくりとした池上遼一氏の絵柄やその他もろもろの薄いパロディでありながら元ネタを知らなくてもおかしいのと同じ現象は起こってはいるのではないかと。そういう感触はある。

それは最新刊5巻でも然り。

ただ、かなり皮肉なことに5巻ではややパワーが落ちている。そりゃあ5巻だからなあ。スピンオフで5巻もつづくなんて尋常じゃないよ。全体的にはやや息切れ感。トネガワ以外のキャラにたよりすぎたところが気になった。

ところが5巻では柳の下のどじょう2匹めの「1日外出録ハンチョウ」とのコラボがあるんですよ。スピンオフとスピンオフの組み合わせってなんだよ。と思いつつもこれがこれまでの中でも最高傑作なんですよね。名作中の名作であるカツ丼の店でふたりが出会いバトルする話。これがふたりの持ち味を活かしつつすごくいいところに話が落ち着いているという。
これを読んでしまうと「1日外出録ハンチョウ」を読まずにいられなくなるというずるさ巧さ。まさに悪魔的(いちおう使っておかないとね)。

あと、個人的には上記の経緯なので、Kindleで買い続けている作品のひとつでもあるのです。「1日外出録ハンチョウ」は紙の本で買いましたがこれから後追いはこういう感じで安いときから買っていくってパターンになりそうだなと思いました。そういう2つの意味で画期的な作品ではあります。



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2017年06月10日

僕のヒーローアカデミア 14 堀越 耕平 (集英社 ジャンプコミックス)


amazonのレビューが大変なことになってるのな。さもありなんな展開。11巻の区切りからこっち延々と展開し続けているからな。もはや「展開病」とでもいいたくなるくらいに展開している。

またアカデミアを出て外部修行編になる予定。修行先の新キャラ。くわえて敵にも新キャラと、新キャララッシュ。新設定と、なんていうか止まらない模様。
今のところ、置いてけぼりはくらってないし、新キャラはまあまあうまくまわっているし、旧キャラなんかもそのままなんとか「忘れてませんよ」という感じで。
まあ、率直に書くと、「まだ破綻はしてない」ってライン。相当危険信号は灯っている。その不安からのアマゾンレビューの酷評ラッシュじゃないかと。
多分に、当初にはない後づけ設定や構成のような気はする。どうか知らないし、それは作者の脳内にしか真実はないことだけど。そしてそれらの広げた展開がどこかでつながるかどうかも作者のさじ加減ひとつなんだな。
うまくつながって大コンボをかまして「気持ちいい!」ってなってほしくはある。

ま、おれは期待をもって様子見します。

上記amazonレビューにもあったけどアニメが非常におもしろい。アレにいいインスパイヤを受けてほしいなとも思う。


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2017年06月09日

ぬむもさんとんぽぬくん 粟岳高弘 駒草出版


粟岳氏の本は成年コミック時代から出れば買うってことになっている。同人誌は追いかけきれないので商業誌。この駒草出版のがどうなのかは知りませんが、買うことができる(すなわち楽天ブックスにある)のは買っています。
細かく読みこめばいろいろな設定やSF的な楽しみがあるんだけど、まあ、女子中学生がなんだか不思議なことに巻き込まれてハダカになったり水着になったりするってのを眺めてニヤニヤしているってスタンスです。
未来なのに昭和、最先端なのに田舎、少女が水着で戯れてるだけなのに宇宙の危機を救っているなどの、ノリは共通していると思います。
ただ近作はより日常よりというか。前はちょっとエロい目とか危険な場面もあった記憶があるので。成年コミックマーク付いている作品もあるしね。

そして本作を読んでいると、芳文社系のなにも起こらない日常系の4コママンガというのはいわゆるオタク系読者との親和性が高いのだなとシミジミ。
遠目には双方とも女子中学生が泳いだり空を飛んだりしてキャッキャやってるように見えるからね。粟岳マンガの場合、けっこう重大なミッションだったりもするけど。
だから芳文社の「ああいうの」がそれほど拒絶反応無く受け入れられたのではないかなと思ったり。
テンポや空気が同質なんだよね。

本作はJCらも相変わらずカワイイですが、ぬむもさんとんぽぬくんもカワイイですね。んまあ、吾妻ひでおイズムのある面の正統後継者だよなあと。たぶんそこがおれがずっと買い続けている最大の理由じゃないかと。


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2017年06月08日

谷川史子 告白物語おおむね全部 30th anniversary 谷川 史子 (集英社マーガレットコミックス)


少女漫画の巻末のおまけエッセイ30年分です。それだけですばらしい文化遺産だよな。
またそれが谷川史子さんですからね。国宝ですよ。
1986年から2016年。元号も世紀も飛び越えてますしファミコンからSWITCHまでですよ。凄まじい年月です。
そんな中だと、巻末マンガの芸風も画風も変わってない方ですよね。そしてそれだからこそ変化がおもしろかったりもします。

こう読んでいると、谷川さんは誰かのちょっとした「金言」を聴き逃してないのがすばらしいね。エッセイコミック内でも医者に笑われるレベルで耳がいいなんてエピソードありましたしね。
それが本作のみならず諸作品でも名作を生み出している秘密なのかと思ったりしました。

だいたいが単行本時の修正や、この手のおまけページってのは原稿料は作者に発生しないんですよね。作者の気持ちだけで。だから、雑誌発表時が完全版と思ってる作者はまったく直しをしないし、表紙くらいしか描き下ろさない。実名を挙げると須賀原洋行氏とかな。それはそれで作者のこだわりだ。
つまり、この「おまけ」には愛が詰まっているわけだ。作者の単行本買ってくれてありがとう、単行本出してくれてありがとう、って「幸せ」の思いが詰まっている。
それの30年分ですもの。そりゃあ幸せのカタマリですよ。読んでいくうちに幸せにあてられてニマニマしてしまいます。
個人的には本書内の区分でいうところの2003年から2016年まで「part3」からのファンでにわかもいいところでいろいろな事実が判明してエッセイコミック1冊分まるごと楽しむことができたのでたいそうオトクでした。

かように発見が多くて、まさか谷川さんが「千夏のシュート」の作者と結婚なさっておられるとは夢にも思いませんでしたよ。えーと、もっとわかりやすくいうと「あまちゃん」のツイッターで有名な方。

ということで、結論、読むと幸せになりますよと。


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2017年06月07日

正しいスカートの使い方 位置原光Z 白泉社


前作「お尻触りたがる人なんなの」がすばらしかったのでおれとしては待望の1冊だったけどやったぜ前作超え。
JKさんたちのオムニバス読み切りショートギャグ。
すばらしかったところはエロのさじ加減。絶妙ってもんじゃない。このむずがゆいラインが本当に本当に良いね。

たとえば先輩男が卒業する。だから後輩女が「第2ボタンをください」と。すると先輩がボタンをあげるからそのかわりパンツをくれと。え?なんでパンツ? あげてばかりじゃ勿体無いからと。さすがにパンツはイヤだと。じゃあメガネをくれと。メガネっ娘だからメガネのほうがあなたの成分が多く含まれてるだろうと。で、こんな変態先輩だけど「そんなところが好き」みたいな。

これはかなり弱めだけどこういう感じで、「なんじゃそりゃ」的な不条理ややエロ会話でだいたい進行していく。

だからハダカも無ければそういうシーンもほぼない。サービスカット未満みたいのはあるけどさ。
それなのに「強制射精拳」って話では射精シーンがあるし、女性大勢に乳首を攻められるとかそういうシーンもあって、なんだよなんかモヤモヤするなという。

それがいいの!
この感覚唯一無二。




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2017年06月06日

監禁嬢(3) 河野 那歩也 (双葉社アクションコミックス)


膠着するかと思った3巻でしたが上手く切り抜けました。とくに巻末の衝撃がなかなか。
ただ、登場人物だれにも照準を合わせて読むことができない感は相変わらず。

ヤリチン男子教師がえらい目に合うハーレムマンガ。えらい目が生死に関わることだったりします。精子にも関わってますが。

3巻はエロが少ないと思いましたけどそもそもそういうマンガじゃないのでいいのか。
えーと、上手いと思ったけど、つきあっても次までかなー。これで終わらないと蛇足だろどう考えても。


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2017年06月05日

初恋ゾンビ 7 峰浪 りょう (小学館 少年サンデーコミックス)


林間学校編がメインの7巻っすか。
もはやどういうあらすじにするのがいいのかよくわからないけど、ラブコメっす。エッチよりっす。設定のフックも含めて現在の王道なんでしょうかね。よくわかりませんが、今やラブコメ命の小学館少年系雑誌のなかでも上位のほうの作品じゃないでしょうかね。全方面完成度は高いです。

林間学校ってことで、キャンプファイヤーで告白、お風呂でドッキリ、夜布団がひとつで息を殺すってな「ノルマ」を丁寧に、かつ、ちょっと変化球もまじえて押さえております。やっぱり上手だわここいら。

なおかつ6巻ではあまり出番のなかったもうひとりのヒロインであるパイオツバーンの幼馴染もけっこうフィーチャーしており、ここいらの帳尻合わせは匠の技ですね。

飽きさせません。


posted by すけきょう at 17:30| Comment(0) | TrackBack(0) | コミック感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする