2018年07月08日

せんせいになれません 11 完結 小坂 俊史(竹書房 バンブーコミックス)


20年の連載が終わりました。本作で作者のことを知り、20年単行本が出たらノータイムで買うマンガ家としています(ほかに100人くらいいますけど)。

スチャラカ教師とそれに振り回される他教員と生徒という感じですね。
本作は最初からだいぶ気をつかっているほうだと思われましたが、それでも近年のアウト表現が著しく、ノルマやシバリやルールを前もって設定してその中でネタをひねり出すタイプの作者にしても10巻と本作はちょっと苦しそうな感じはありました。教師モノはしんどいのかなと思ったり、たんに20年描いてきてさすがにネタも尽きたわってことなのか。

ラストも20年間小学6年生だった生徒が卒業して終わる。そしてそこでなにか特別に泣かせにくるでもなく、卒業式ネタを練りまくるでもなくペース配分も均等なまますっとゴールした感じがクールでした。

クールといえばラストのいしいひさいち氏とのコラボもいい。いしい氏は小坂氏を高く買われてるんですよね。

歴史を感じさせる厚さと薄さがいいよね。年月は厚みをつくるけどずっと薄く軽くいってた。



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2018年07月07日

ガイシューイッショク! 1 (1) 色白 好(小学館 ビッグコミックス)


不動産屋の主人公、クソ生意気そうな小柄だけどパイオツカイデーの女性が客につく。わがままで相手にしてられないのでお断りしたけど、ひょんなことで同棲することになる。同棲してもクソ生意気なので、10分触る。その間に勃起したら負け、相手は喘ぎ声を出したら負けってゲームがはじまると。

ゲーム自体は1巻では3回。それまではひたすら生意気なコです。それが分水嶺かもしれんな。それでもゲームになるとカワイイし、たまに一瞬デレるしなあと思ったり。
もちろんとってもエロいです。まだおっぱいさわるだけですがねちっこくて細かくて白熱する描写で。ただ、このコの性格はしんどいわ。ちょっと好きになれない。それが2巻で変わるのかな。うーむ。

なお、タイトルは最後にありました。鎧袖一触。漢字で書くとこうです。なるほどよくできたタイトルだ。




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2018年07月05日

バララッシュ 1巻 福島 聡(KADOKAWA ハルタコミックス)


アニメのまんが道です。アニメのバクマン。です。
アニメに魅入られた少年ふたり。昭和が舞台。
1巻では話がけっこうトントンと進行するが、それぞれがよく練られた話でな。

演出や監督を目指す男、アニメ好きということを隠してウエーイなところに所属している。あるとき、絵がうまい同級生を知る。そして彼をアニメ沼に引き込む。彼は天才だった。その知識をどんどん吸収していく。それに自分も発奮されていく。
1巻では好きなエピソードが2つある。

ウエーイ族にいた主人公、その中にも親友と呼べるやつはいる。だけど、絵のうまいやつとばかりつるんでそしてついにはそのグループから完全に距離を置こうとする。その元親友との決別の話。
ふたりで夏休みを利用してアニメスタジオを見学という名の就活に行く。そこでアカラサマに彼の天才と自分の凡才とを思い知る。
このふたつのエピソードを読んで、すなわち、1巻を読んでから最初のエピソードを読むとこれがいいんだ。簡単に涙が出てくる。

そして本作は完結まで絶対に読むんだと思ったのよ。




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2018年07月04日

不死の稜線 1巻 八十八 良(KADOKAWA ハルタコミックス)


おもしろい。氏の作品は2回断念してるんだよね。だからどうかなと思いつつも。
死なない世界の話。人は死んでも次の瞬間に「生き返る」。だから、いじめも殺すところまでやる。首を絞めて完全にコト切れるまで。
その次の瞬間になにごともなかったかのように復活する。

この世界でのシステムで死ぬのは老衰。あるいは、復活のシステムを阻害する人間による介在。はい想像どおりです。その人が登場する話です。

主人公はひょんなことで知り合いになり事件にクビを突っ込んでいくわけですね。

ちょっとまどろっこしいところもあるけどそれは大事な伏線の可能性もあるか。

最初は「亜人」っぽいなあなんて思ってたけど逆なんですね。死なない人間が活躍する世界じゃなくて、死ぬ人間が活躍すると。

いろいろある謎が2巻ではどうなるのか知りたいので2巻も買います。






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2018年06月27日

あやめとあまね 道満晴明(コアマガジン メガストアコミックス)


2ページ読み切り百合ギャグ漫画。
ばりばりエロマンガ誌で連載されているわりに超健全な内容。服の上からおっぱいを揉んだりチュッとやる程度。
ただ上品だったりパクりたくなる言い回しは健在だし、描画はかわいいし、やっぱりワン・アンド・オンリー。
バレンタインのチョコを食べたもらいたいあまりに物質転送装置を作ってもらって、胃袋に直接送り込んだりとか。
2ページのネタを逐一解説mしてもしょうがないけどさ。

あと1/5ほどある4コマのかき集めはイマイチでした。
「オッドマン11」の2巻が出ないものかなと思いました。





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2018年06月26日

ハイスコアガール(9) 押切蓮介(スクウェア・エニックス ビッグガンガンコミックススーパー)


10巻で終わるそうです。そう思うと今回のいろいろな引きはマジなんだなと思ったりする。
ハイスコアガールのひとが親もとに行き、政略結婚させられます。その前に主人公の少年が自分の気持に気が付きます。
そして大阪のスト2の大会に出る。そこで決着をつけて、少年は告白する。少女は決別する。そういうクライマックがはじまりました。

とはいえ、巻の大部分は大阪でイチャコラしているという。そういう甘々な感じがよかったです。大阪の有名ゲーセンでゲームしまくって、ホテルでシングルでふたりで寝たりとか。

カイジみたいに時間の進行が遅くなったけど、次で終わるのならいいかな。



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2018年06月25日

初情事まであと1時間 3 ノッツ(KADOKAWA MFコミックス フラッパーシリーズ)


すばらしいね。3巻でまたピークになった感じです。
タイトル通り、オムニバスで毎回読み切りで、カップルがはじめていたす1時間前からのドラマです。つまり最終ページがはじまる1分前って感じですよ。
1巻ではバリエーション、2巻ではエロさが、そして3巻では1本1本のストーリーの練り込み具合が格段に増した。完成度が増した。

・初セックスしたいのにサークルの飲み仲間がいたので順番に追い出していく話。
・ロシアの留学生が帰る前に思いを告げてしまった話
・明日から政略結婚ではじめてみる男に抱かれるのでその前に好きな従者といたす中世の話。
・部下とするOL。でも急いでいたので学生時代のダサい下着だった話。

お互いにライバルとして張り合ってる男女、いつのまにか異性にモテるのか?ってことを競いだして、試しにキス合戦しだして欲情する「神崎さんと物部さんの場合」がなんだかエロかったよ。

と、どんどんいいマンガになっていくなあ。



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2018年06月24日

サイケまたしても 12福地 翼(小学館 少年サンデーコミックス)


11巻がおちゃらけなのかマジメなのかよくわからなくて、ネパール編から迷走してるなあと思ったらそれらがすべてキレイに12巻で結実した。これは感服。

超能力バトルマンガ。主人公のサイケさんはモグラ池で溺れることにより次の日をやり直すことができる。そしてずっと戦っていたボスとの最終決戦が12巻。
モグラ池に行けないように屋上に閉じ込めてカギをかける。だから絶体絶命。どう戦う!?って感じでした。

それからうまく13巻につなげられてしまったので、これは完全におれの負けです。ネパール編からの迷走にみえたものがすべて伏線だったという。

なるほどなあ。




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2018年06月23日

アンダー3(1)榎本俊二(講談社 アフタヌーンコミックス)


電子書籍でしか出ていない(2018/06/23現在)という斬新さ。内容はお下劣だからというのも斬新。
旧ドリカム(男2女1)状態で、シモネタを延々と繰り広げていく話。かなり、男性寄りでチンポとアナル寄り。

ゴムフェラをしたらたくさん精子が出すぎてくわえてる男の(男なんですよこれが)、アナルから白いゴム状のものがプクーっと出てくる(不粋を承知で解説すると、たくさんの精子でゴムが伸びて食道胃腸を抜けてアナルから出てきたという具合です。

つまりこういうマンガです。

作者自身Twitterで「えの素」+「ムーたち」と評してるのがよくわかる。
Twitterでいうと、おれがTwitterやマストドンで書いては完全シカトされるタイプのシモネタも多くあるなあと思った。

たとえば赤ちゃんの年齢を聞くといつ中出ししたのかわかるとかさ。おれはちょいちょいとそういうことをいってはシカトされたりたまに相手されたりをしたので無益なシモネタのラインにはくわしいつもりなんだけど、本作はわりとポップに「そんなことは知らない」とぶっちぎってくるところがたのもしい。

相変わらずイラストレイテッドなシンプルな線なのにカワイイしエロい女性描写とエロいはずもないナンセンス描写なのになんかエロいのはすごいなあ。今回のヒロインマリヨさんはSっ気バリバリの女性だけど、「えの素」の女王葛原さんとはちょっとちがうね。

あと、カングリオブゲスなんだけど、電子書籍で出したのはお子さんの目にふれないようにって多少の配慮とか?

あー久しぶりに「えの素」のあの感じ読みたいな〜って向きと、あーなんかエロいのエロくないのかよくわからないけどムズムズするもの読みたいなあ〜って向きと、おもしろいマンガを探してる人にオススメします。

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2018年06月22日

夜明け後の静 1 石川 秀幸(集英社 ヤングジャンプコミックス)


さわやかっぽくみえるけど非常にきわどい表紙だな。内容を合わせ読むと意味がよくわかる。

明治時代、日本が変わりつつある時代、武士の娘14歳の静さんが学生寮に入ってドタバタエロエロする話。

これ帯に「かぐや様は告られたい」の赤坂アカ氏がかなり芯を食った紹介コメントを描かれている(ここのところは電子書籍にないアドバンテージだよね)。

「恥を描く」という事は、「時代を描く」という事に他なりません。

すばらしい。武士の子として気高く生きようとするあまりにまわりと調和を乱して却ってエロい目に遭うってパターンなんだけど、この視点はすばらしい発明だと思う。
昭和と平成の「恥ずかしい」はさほどちがわないかもしれないけど、それが「大正」「明治」になるとちがうし、「江戸」になるとまたちがう。
なにをもって「恥ずかしい」とするかを描くことでマンガとして成立するのがおもしろい。

という建前でたとえば、有名な着物の下に下着をつけないっての。表紙の彼女はノーパンってことですね。
人前でモノを食べるのは恥ずかしいこととして、女性は列車内ではトンネルに入ったときにこっそりと食べていた。
ふくらはぎ以上を露出することが非常に恥ずかしい。おっぱいが大きいのも恥ずかしいからさらしでギュウギュウにしめる。
そいでもって気位が高いけど、お姫様だから、ちょっと叱られると叱られなれしてないからビャービャー泣くんですよ。そこんところもいい。

男は1コマも登場しなくて、女学生ばかりで、おもに静さまがエロい目に遭うという。後半ほどエロくなってくるね。

でも、エロ増量より、なんつーか、当時の風俗をもうちょっと盛り込んでいくさじ加減のほうがいいかなーとは個人的に。



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