2017年12月30日

マコちゃん絵日記(11) うさくん(茜新社 FLOW COMICS)


11巻ですよ。もう大河マンガですね。
小学生のマコちゃんが活躍するマンガ。11巻では2点の特筆すべきコトガラ。

ひとつは、掲載誌「Lo」に合わせてか、エロネタが多いね。ロリっ子はでもほかので十分間に合うし、そういうの知らずに買ってる人はとまどうくらいエロネタが多かったような気がしたなあ。おれはうさくん氏の本気エロコミックも持っているので全然なんですが。マコちゃん兄がシコろうと思うたび、親のエッチ声がきて萎えるって天丼が妙に叙情的だったなあ。笑えるというか。

あとひとつはマコちゃんの変化ですね。これが興味深い。本作はずっとループで同じ学年だけど、ずっとやってるだけあって、最初毛嫌いしていた父親のぬいぐるみ職人を「やってみてもいいかな」って気になっている。
「からかい上手の高木さん」ですよ。これは変わらないことがすごいことだったけど、変わることで味わいが生まれることもあるってことですよ。
・どちらもいいマンガではありますねえ。ただまあ、マコちゃんのほう、コミック内の構成が完全にパターン化してきてるなあ。
デコピン師匠、長豪近先生、小次郎くん親衛隊(今回アニメできないネタだったなー)、ハンハンベア島、マゲ天あたりは必ず1巻にひとつあるね。
良し悪しだけどさ、味わいに持っていってるのはいいことなのかね。もうちょっと「団地ともお」的な新ネタに挑戦ってのもみたいですね。それでいうと今回はお守りドッジの話はよかったね。

・手々焼の話が好きでした。


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2017年12月29日

ゴールデンカムイ(12): 野田 サトル(集英社ヤングジャンプコミックス)


12巻ですよ。
かなりごちゃごちゃしてますが、アホウとギャグはたっぷりあってそれがごちゃごちゃに拍車をかけているような気もします。そういうのが渾然一体になっておりゴールデンカムイです。今回白眉は自前二次創作ですかね。お色気ムンムン巻です。
でもって13巻へとむけてまた血生臭くなってきました。あんまり生き死にの戦いは少なかったですしね。

んま、おもしろい。ただ話がややこしい注意報かなー。シンプルっちゃシンプルなんだけどいろいろな要素が混ざってくるからなあ。


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2017年12月28日

丁寧に恋して 1巻 サワ ミソノ(KADOKAWA ハルタコミックス)


ジャケ買い。不思議なマンガ。
丁寧という台湾人の美少女がいます。みんなに「ていねい」と呼ばれてますが本当は「ディンニィン」と発音する。彼女は家が貧乏なので修学旅行に行けません。行き先が台湾なのに行けないのはカワイソウと義憤と下心にかられたクラスメイト男子がバイトで稼いだ金を担任に渡し「これで丁寧さんを内緒で修学旅行に連れて行ってやってください」と。

帯にトラベルロマンスと書いてます、270ページのちょっと厚めの本書ですが、驚くなかれ1巻では修学旅行がまだはじまってません。前日でもないです。

ダジャレじゃないですが、すごく丁寧にいろいろなことを描いております。ただ、これらはあとで芯を食うのか?と思う場面が多いです。そしてそれらが芯を食っていったらどれだけの大河ドラマになるんだ?と。3泊4日の修学旅行だぜ?

謎が多い。ただ、その謎やこの先どうなるかを知りたいか?っていうとちょっと微妙。2巻はタイミングが合えば。


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2017年12月27日

まどからマドカちゃん(2) 福田 泰宏(講談社 モーニング KC)


好評の2巻。モーニング連載になったそうで。
主人公の通勤路。アパートの窓が開いたら住人のマドカちゃんがなにかやってるのを見守るというギャグマンガ。
1巻からこっちだいぶ振り切ったみたいで「窓の向こうは不思議空間」ってことで池があって釣りをしててもアシカがいてもまるごと駄菓子屋が作られていても伝家の宝刀「まあマンガだし」が発動。その心意気やヨシ!って思って読むことにします。
ただまあ1番マンガだなあと思ったのがマドカちゃんがナイスバディすぎることかな。また水着が多い。気合い入り過ぎだね。それでもむだにエロくならないあたりはうまい。たぶん、雑誌内ではいい「箸休め」になるんだろうなあとか。
しかし、マドカちゃんの行動意図が謎。1巻巻末にあったプロトタイプはまだマドカちゃんはちょっと気があるということになっていたので「あー」ってのもあったけど、2巻は毎回おもしろ設定で小ネタをはさみ「なんだったんだ」みたいになっている。
3巻でも「同じ」だったらもういいかな。箸休めばかり読んでもおもしろくないし。


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2017年12月26日

スペースノンフィクション 1 沼原望(マッグガーデン BLADE COMICS)

スペースノンフィクション 1 (BLADE COMICS)
Posted with Amakuri at 2017.12.22
沼原望
マッグガーデン

なんでも小器用にこなすなんちゃって不良。ある日、ビクビクしているクラスメイトをみんなといじめようとしたら彼が映画マニアだったことを知って自身も隠れ映画マニアだったので急激に近づくんだけど、クラスメイトには驚愕の秘密があった。
で、いろいろと謎の事実をはさみつつふたりで映画を撮ろうという。
これが非常に映画マンガ。自主映画のノウハウから、自主映画の発表会の様子、各種有名映画エピソードまで、映画愛映画雑学がちりばめられており、しかも、かなりな熱血マンガになっている。熱い熱い。MPO法人映画甲子園が協賛しているってことでそこいらのディティールやしっかり度合いがちがう。

描写はいろいろと雑かったり拙いって、もうしわけない、はっきり書かせてもらうけどさ。でも、それを覆ってあまりある熱がね。映画っていいねやっぱり。

↓本作3話でまんま登場する高校生の自主映画。いちおうみた。おもしろかったよ。

J034 運命人 - じもテレ -「ふるさと発」の動画コンテンツ
http://jimotv.jp/products/movie_detail.php?product_id=1901


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2017年12月25日

BEASTARS(6)板垣 巴留(秋田書店 少年チャンピオン・コミックス)


「このマンガがすごい!」で2017年度オトコ編で2位。すごいね。
ただ、おれには6巻は違和感のかたまりだったな。超展開過ぎねえか? 少年マンガっぽいといえばそうなのかもしれないけど、あんまりにも5巻であったことが「それはそれとして」すぎるというか。まあ、いろいろと大きな変化はあったけど学園ラブコメのラインになっていいのか?とは強く思うわ。
でもいいんだろうな。「おもしろけりゃいいんだよ!」がわりと充満してる。まあ、ただ、これが鼻につくくらい新鮮フィーがなくなったときにどうなるかってことだよなあ。

この力技ののちの6巻の展開はよかった。話はいよいよタイトルにもからむいわゆる「芯」を食ってくるのか? となると5巻の展開はなんだったんだろう?とかいろいろなハテナマークが浮かびはする。まあ、今後のお手並み拝見ってことになるのかしら。


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2017年12月24日

怪奇まんが道 奇想天外篇 あだち つよし(集英社 ホームコミックス)


怪奇マンガ家に話を聞くというマンガの第2弾。今回、御茶漬海苔氏はともかく、諸星大二郎氏、外薗昌也氏、近藤ようこ氏と、おれにとってはちっとも怪奇マンガ家じゃないなあってメンバーなんだけど、これがまた全員珠玉でなあ。つまりはそれぞれにとってのまんが道なわけでさ。

・父子の葛藤から、猟奇事件における規制、それとの戦いの御茶漬海苔氏。
・好きなものだけを打ち切り覚悟で週刊ジャンプに描き続けるという確信犯の諸星大二郎氏。
・長い長いキャリアで怪奇漫画を描きはじめた「いま」が1番充実しているという外薗昌也氏。
・高橋留美子氏とクラスメイトという度肝を抜かれる展開から(長いこと両方それなりにファンやらせてもらってるつもりだったけど薄いファンだから知らなかった)「描きたいものを描く」という近藤ようこ氏。

とくに諸星大二郎氏がかっこよくてたまらない。そもそも担当からして「なんかわからないけどおもしろい」ってことで連載させていたという。そらそうだよな。今読んでもこれが「週刊少年ジャンプ」に連載されていたとは思えないもん。あとまあ筒井康隆氏がまたかっこいい。「マンガだからこそ描けたSFの傑作」ってことで「生物都市」を推した経緯とかなあ。

そもそも4人ともそう少なくない数の単行本をもっていてなおかつ「長い」ファンなので、いろいろと「へーそうだったのか」ってのが多い。御茶漬海苔氏は自伝マンガがあったのでいろいろとわかっていたけどさ。

いやおもしろい。もう「怪奇」いらないからもっといろいろなマンガ家さんの「これ」が読みたい。
近藤ようこさんの入浴シーンがよかった。

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(ナイスバディ)


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2017年12月23日

古見さんは、コミュ症です。 7 オダ トモヒト(小学館 少年サンデーコミックス)


コミュ症の彼女とユカイな仲間たち7巻。丁寧に行事を追いかけていって季節は冬。クリスマスや誕生日(古見さん12月25日生まれ)や雪遊び、初詣などを追いかけている。
学校ない編なのでゲストもかなり流動的。ああでも今回は新メンバーはいなかったかな。ギャグのキレもいいし、各キャラの活かし方も素晴らしい。ちゃんとラブなコメも挿入してくるしな。問題なく楽しい7巻。とくに初詣のメンバーを集めるってギャグが超秀逸。かなりニッチなギャグなのにきっちりおもしろいし。片居くんのスマホの表面がバキバキなのがなぜかすげえハマった。

スケートの只野くんのかっこよさと、風邪でお見舞いの古見さんのかっこよさ、とそこのラブなところも秀逸。風邪の回はオチも最高。

いいマンガだよいいマンガだよ。2017年意図的にラブコメ祭りしてたけど「かぐや様は告れない」と本作がおれの中でツートップとこのさい言い切ってしまおう。

「からかい上手の高木さん」みたいにスピンオフとかみたいわー。古見さん只野くんとまちがいなく結婚してるべ?夫婦生活みたいべ(6巻の妄想でちょっとあったけどさ)。子供ができたらみたいべ。 あと各キャラそれぞれ楽しいことしてそうだべ? 読みたい読みたい(ただのミーハーやな)。


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2017年12月22日

保安官エヴァンスの嘘 2: ~DEAD OR LOVE~ 栗山 ミヅキ(小学館 少年サンデーコミックス)


1巻が「このマンガがすごい!」に載っていたのとたぶん「古見さんはコミュ症」の何巻かの巻末にオススメとして載っていたのでどらどらと遅れて1巻を買っておもしろかったのです。そいでリアルタイムで追いついて2巻です。

2巻は1巻にあったもろもろのテンプレを整理してスッキリしました。いわば1巻のノリはそのままに洗練された2巻ともいえます。

西部劇の世界が舞台です。保安官のエヴァンスは凄腕だけど、すべては「オンナにもてたい」と欲望で行動しているのに、結果、仕事は成功して狙っていたオンナは空振るというパターンが続きます。

2巻表紙で横にいるオークレイさんという賞金稼ぎはお互いに意識してる間柄ですが、おたがいに恋愛不器用なので進展がないという塩梅ですね。これがメインになりそうでならないのがまたいいです。基本はあくまでもてたいエヴァンス。モテチャンスやエロチャンスが訪れるけどうまくいかないって。
でも、2巻冒頭から最後まで長期でひっぱったオークレイさんのバースデーパーティーのネタは最高。とくにプレゼント選びの回が素晴らしい。おれはこういうモノで落とすネタがツボなのよね。

あと、エヴァンスの自分が臆病と思ってることがことごとく上手くいってるのでそこにもうちょっと自信を持ってほしいなと思ったりもしますわ。オークレイとほぼほぼ両思いだしなあ。


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2017年12月21日

ポンコツンデレな幼馴染(3) 海月 れおな(講談社 KCデラックス 月刊少年マガジン)


おーすごかったぞ3巻。何回も声を出して笑ったわ。
タイトルどおりですね。幼馴染。黙ってればナイスバディ美少女だけど中身がポンコツすぎる。この「ポンコツ」がどんどんパワーアップしてきてもはや毎回想定外です。

怒った彼女が机の上でモーレツなイキオイで消しゴムをこすってそれを投げつける。摩擦熱でほっぺたが熱いって攻撃をする。
幽霊がこわいので隣の主人公の家に上がり込む。トイレに行きたくなる。でも彼氏と離れるのはコワイ。だから、首の秘孔をついて気絶させてトイレに引きずっていって用を足す。
ほうきでちりとりにゴミを集めながら後ずさりしていって壁に当たったから逆立ちしていってひっくり返ってちりとりのゴミを主人公に撒き散らす。

こんなマンガみたことある?

完全に加速がついているな。それでいて2017年にはわりと流行っていた変わりラブコメから抜けでて完全にギャグの路線になったね。21世紀の「がきデカ」のこまわりくんといっていいくらいインパクトあるわ。



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