2017年08月11日

めしばな刑事タチバナ 26 坂戸佐兵衛, 旅井とり(徳間書店トクマコミックス)

めしばな刑事タチバナ 26 (トクマコミックス)
Posted with Amakuri at 2017.8.7
坂戸佐兵衛, 旅井とり
徳間書店

メインはファミレスで呑むってネタ。
主人公のタチバナ氏があまりしゃべらないようになってるメイン回ではあった。
あとは、
ぼんち揚げと歌舞伎揚のちがい。
ネオバターロール
エビ満月の芸術
スーパーやコンビニの焼き芋
なんかを取り上げてます。おれは下戸なのもあってかこの回はメイン回よりこちらのほうが良かったですね。
ただ、機会があってサイゼリヤにいったのでタチバナ氏オススメのキャベツとアンチョビのソテーは食べました。そう聞いていたからかもしれませんが酒のアテ度は高かったですね。ただ、ピザに乗せたらアンチョビピザになりそうとは思いましたか。


あと25巻から引き続き村中ちゃんのおっぱいは大きい目で描かれていたので良かったです。マニア受けじゃないぞ(最後にそういうネタがあるの)、村中ちゃんこそが本作品の本命だから。


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2017年08月10日

ペリリュー ─楽園のゲルニカ─ 3 武田一義, 平塚柾緒(太平洋戦争研究会)(白泉社 ヤングアニマルコミックス)

ペリリュー ─楽園のゲルニカ─ 3 (ヤングアニマルコミックス)
Posted with Amakuri at 2017.7.30
武田一義, 平塚柾緒(太平洋戦争研究会)
白泉社

戦いはいよいよ熾烈さを増していく3巻です。というか3巻はひたすら熾烈だけでした。
第2次世界対戦南洋の島ペリリューの戦いを描いています。
アメリカ兵が明確に殺しにきて日本兵も殺すというのがなんだか不思議です。これまでのこの手の話は一方的にアメリカ兵に殺される一方で日本兵が撃った銃で殺られる米兵はいない感じです。でも、日本兵もやることはやっている。この場合のやるはもちろん殺るです。
そして仲間割れも起こると。
そんなこんな含んで地獄絵図です。
さらに地獄なのが今これを読んでいるのが夏ってことです。季節ドンピシャ。そして読んでいるのが仕事場でエアコンなしなので感情移入できるってもんじゃないよ。

3巻クライマックスの見開きの叫びがまた心にくる。

今の幸せを噛みしめるってもんですよ。


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2017年08月09日

マーチャンダイス 2巻 大石 まさる(少年画報社 ヤングキングコミックス)


2巻になって本領発揮というところかな。人が住むようになった50年代くらいのアメリカのオールディーズな雰囲気の火星。そこのアパートの住人を舞台とした1話読み切り連作集。
まったくもってゴージャス。

年増のバウンティーハンター、宇宙人からもらった宇宙船を駆使して悪をこらしめるねこねこ仮面の姉弟、300年前の宇宙船トラブルから唯一生還した夫婦、火星の湖で釣りをすることが夢の男。火星のボニ&ークライド。
そしてそれら全てに関わる謎の植物スキュラを操る女。
これらが全員同じアパートにそうと知らずに住んでいるってのがいいじゃないですか。

デフォルメギャグは同時発売の4コマ作品「タイニードライブ」に振ってあるので、こちらはあくまでリアルトーンの絵。毎回磨かれていって多分本シリーズから誰にも似てない大石まさる画になったなと思う。そんじょそこらじゃ描けない真似ることのできない凄まじい絵。

そんな絵でドタバタを描いているのがいいねえ。すごく贅沢な感じ。どこかチカラの抜けた感じなのは、上記の通り火星を舞台としてハードなSF的な設定を何重にも張り巡らしているのに結果としてオールドアメリカンなやや牧歌的な雰囲気があるからなんだろうなあ。ガソリン車を郊外のスタンドで給油したり、男性も女性もドーム的な環境にいるのにタバコをスパスパ吸ったりなあ。あと女性キャラのほとんどがハダカになってるし。
そういう出し惜しみしないし「楽しんで描いてるから楽しんで読んでいってね」の雰囲気が心地よい。もちろん押し付けがましいこともない。

売れないかなー。彼の編集じゃなくてよかったような残念なような。売れてほしいわ、知られてほしいわ。もっともっと。


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2017年08月08日

タイニードライブ 1巻 大石 まさる(少年画報社 ヤングキングコミックス)


血のつながってないJK姉妹の日常4コマ。
そこはそれ大石まさるじるしのモノでデフォルメ画ではありますが、異様な描き込み。そして独特のクセがある、妙に好き嫌いが別れるだろう仕上がり。大ファンのおれにもそういうところがわかるくらいのクセ。

かつて「リンリン」シリーズって小学生姉妹の同居ライフマンガがあって、あっちのほうがいろいろな意味で今も通用するし、アニメ化が近いような気がするんだけど、大石氏はこうなってしまったかーって感じはある。それもまた良し。正直「日常」4コマというクオリティにおさまってない無茶苦茶を感じる。

たとえば歩いているとなぜか靴の中に小石が入ってる現象で1回分。
だれもみてない人形劇を2人で延々とやる回とか。
1話まるごと空中ダイブしている話(空から落ちている)。

うーん、大石まさるだーって。千鳥のノブ風に「クセがスゴイんじゃ!」と。

あ、風邪のとき大根おろしにはちみつかけるのやってみたい(そういう話も当然あるのよ)。

ということでおれは楽しめました。正直氏のSD系のは読めてないのもあるんですけどこれはスルスルと。だから2巻楽しみ。


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2017年08月07日

バディドッグ 1 細野 不二彦 (小学館 ビッグコミックス)


唸る出来栄え。

前作になるのかな。「いちまつ捕物帳」がとてもよかったのでなんだか後半バタバタ店じまいして最終巻にコレの予告が早々にあったとき、「えー」とは思っていたのよ。もっと「いちまつ捕物帳」読んでいたかったなと。

オッサンが主人公。オッサンはいっときはやったロボット愛玩動物のアフターフォローをする部署で働く妻子あるサラリーマン。そんな彼がふと1匹のロボを拾う。そしてはじまる同居生活と。

そう、これは藤子不二雄先生18番の「異物」が一般家庭にくるという同居モノですね。ドラえもんが有名ですね。
細野氏も「グーグーガンモ」というアニメ化までした有名作品をモノにされております。

ところが本作、その図式でいてもっといろいろと練り込んであります。設定の鬼とでもいうべきありとあらゆる情報を練り込んでいて、話に深みと「不透明」さを与えます。

そう、おわかりのとおり普通の同居モノではないです。

まず、この犬ロボが謎だらけです。いっしょに住んではいるけど、敵か味方かもわかりません。というか、最初に素性がわかりますがとんでもないものです。

そして、主人にあたる主人公との仲も険悪です。仲の悪い同居モノってのもありますけどなりゆきで同居するとか、オヤジが主人公ってなるとなかなか珍しいものではあるかなと。

主人公の設定がまたいいんだよな。もう終わった流行りであるロボ犬のメンテって閑職に飛ばされている。でも、かつてのモーレツ社員だったころのノリを忘れずに家族を養わないととってハッスルってアウト・オブ・タイムな役。だから、知性のあるロボ犬との相性が悪いんだよね。それがいい凸凹コンビになっている。
これが娘とロボだとスムーズだけど深みがでなくなるんだよなあと。

こんな状態でかなりロボがえげつないことするんだよね。PC関連ネット関連AI関連のボーダイな知識が流入するのはおわかりだと思うけどそれにもうワンステップワンダーを噛ましててな。
細野氏はもともと高千穂遙氏の「クラッシャージョウ」のコミカライズでデビューで、その後もSF的なものに対する造詣が深いのですが、ここにきて久しぶりの気合の入った本格ハードSFで、これまでのキャリアで培った技術や、掲載誌への配慮などの化学変化により、予想を大きく超えて挑戦的な内容に仕上がってます。その攻めの姿勢には発奮させられましたよ。おれもいろいろとがんばろうと気持ちを新たにしました。

唸る出来栄え。(犬だけに)

あと庵野秀明氏と対談もあり。おまけエッセイマンガもあり。こういうところのフットワークの軽さがスゴイね。


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2017年08月06日

ふたりモノローグ(1) ツナミノ ユウ (講談社 サイコミ)

ふたりモノローグ(1) (サイコミ)
Posted with Amakuri at 2017.7.31
ツナミノ ユウ
講談社

実写ドラマ化するそうで。それを先に知り、「へー」くらいに思ってましたが表紙絵のインパクトについ買ったらこれが良かったです。ナイスフィッシング。作者は初めて買います。
小学校のとき親友だったけど気まずい感じになって転校した子が10年ぶりにきてなおかつ席も隣。
で、お互いにおどおどしながらモノローグを中心におたがいを探りすれちがったりアンジャッシュのコント的な感じも含みので展開していく。
この手のマンガの最近のテンプレのように男性はいっさい出てこない(今のところ)

表紙のふたりのだいぶちがうキャラメイクをみてもらってもわかるように、本作はわりとマンガな「崩し」絵が多いし、その幅が広い。昨今のとちがってその引き出しがすごく多い。そこが最大の特徴かと思われる。
ギャルの子が好きすぎてテンパって異様な迫力になってネクラの子を怖がらせるって図式が基本だけど、そのときの様々な手法がおもしろい。
お互いの友達を新キャラとして増やす手法も自然で無理がなくてきちんと話に噛み合っていていい。

おれは存じ上げなかった人ですけど、相当なベテランさんのようでなるほど巧みなわけだなと。

おまけマンガの各種パロの達者なことや、地肩の強さから、いろいろなことできそうだけど、鬱展開はやめてほしいなーとは思いました。
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2017年08月05日

ジャガーン 2 にしだ けんすけ, 金城 宗幸(小学館 ビッグコミックス)

ジャガーン 2 (ビッグコミックス)
Posted with Amakuri at 2017.7.31
にしだ けんすけ, 金城 宗幸
小学館

1巻は「このマンガがすごいWEB」でランキング入りしていたので。
ストレスがたまったら怪人に変化して人間を襲うようになる病気が蔓延する。
主人公は銃を手にもつ正義の怪人になる。怪人を退治することでまともに保つ薬を飲むことでシラフでいられるみたいな。
2巻は主人公と同級生の恋愛話を軸に謎の存在が現れたり物語にさらなる肉付けが行われた。
恋愛話といってもわりあいと穏やかなのは主人公のほうで、同級生のほうは歪みっぱなしのエグ味の強いものでしたね。主人公は1巻に前恋人とエグい「別れ」を体験してるしね。
そう、基本的にグロっぽく悪趣味に展開していく作風なんです。そして悲しいのです。人間の悲哀が描かれてます。だってストレスで怪人になるわけですから。学校の先生はモンスターペアレンツと受験のことばかり考えてる生徒に爆発して生徒を食い殺すワニの怪人になるわけですから。
悲しいしグロいけどなんだかクセになる味ですね。
ただ、物語自体にもうちょいと強いフックがほしいかな。




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2017年08月04日

エルフさんは痩せられない。 1巻 シネクドキ (ワニブックス ガムコミックスプラス)


書店みるとなんか売れてるなってわかったのよね。平積みでおいてあってへーと思ってたんだ。
だけど今年はグルメネタと亜人ネタはやめようかなーって1回目はスルー。
その次に書店にいったら残り1〜3冊くらいになって売れてるんだーって。さらに次行ったらまたドーンと山積み。そして買いましたよそりゃ。そうしたら2刷め。オー。

マッサージ業の主人公のところにエルフさんが登場する。ダイエットコースのマッサージを志望。いろいろとたずねたら異世界から地球にきたらポテトフライに目覚めてしまいすっかりとりこで食べまくっていたら太ってしまって、魔界に帰ることができなくなったそうで。魔界への扉は体重が同じじゃないと開かないんだって。
ということでがんばってダイエットさせるって1話。
その後、毎話体型で悩んでる亜人が登場するという段取りになっております。

亜人関係ないんだよねー、ぶっちゃけ。それが最大の難点。ただ、暴力的なくらいぽっこりお腹が出てそれを恥ずかしがったりポテトフライに執着するエルフさんがカワイイ。その1点で突破をこころみて見事に成功してなおかつ売れているという。

エロも出し惜しみするんかなと思ったらスーパー銭湯に行くシーンなんてあって主要メンバーが全裸披露してるしこの話からのオーガさんは全裸で初登場するという。

全員モッチモチの身体つきでそれを見事に描写しておるわけです。キモ中のキモですが、予想のかなり上に見事です。着衣から全裸まであまり嘘はない、でも、えげつなくなるギリのラインでムチムチに描いてる亜人たち(たぶん、亜人を描く理由の1位がここかなと)は素敵すぎるわけですよ。すげえそのスジのグラビアやビデオを見倒してるんだろうなあと。
そういう作者の「これが好きや!」って魂の入った熱筆に感動するというわけで。
ムチムチの描き分けもすげえんだよな。腹だけ出てるの、尻だけ出てるの。二の腕、筋肉質なのにデブとか、いろいろなムチムチを見事にまあ。またその身体つきが性格を表してもいるからすげえとしか言いようがない。

でもまあそういった点では2巻以降どうなるかね。延々とキャラを増やしていくのか。


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2017年08月03日

北陸とらいあんぐる 2 ちさこ(KADOKAWA MFコミックス フラッパーシリーズ)


富山、石川、福井出身のJKが3人ぼっちで東京の女子校で田舎自慢をするって図式でいうと排他的な北陸の人っぽいなーって思わせるほのぼの北陸あるあるショートギャグ。
と、2巻では新潟が絡んできたの。北陸4県になったがな。マンガ内でも突っ込まれてたかな。北陸4県とはいわないもんの。でも、かといって東北キャラってのもちがうしで、いつでもどっちつかずなのが新潟人なのよね。それで先輩キャラってのがまた。たしかに新潟は上級生感あるよな。石川、富山、福井が3県まとまってもいろいろな点でかなわない感ある。
新潟の2年生と福井のとなりの京都の3年生にはさまれてる感。なお、新潟にしか売ってないサラダホープは富山でもハラシンって新潟発チェーンのスーパーなら買うことができます。美味しい。

それで、彼女らほかにコネクション作らなくて大丈夫か問題はやや解決ね。
考えてみるとこういう女の子グループマンガってそういうところをとりあえずフォロー気味に描くのと、まったく切り捨てるのと、完全に組み込んでいて機能させるのと3種類あるよね。多分あとほど難易度が高い気がする。
あとまあ百合要素がグググと入ってきましたね。これもまた最近のはやりなのでしょうか。
やっぱり自県びいきになるんかね。富山県の子が1番カワイイと思うがどうだ?
あと、表紙秘話があとがきマンガにありますが、富山県民の食べている昆布のおにぎりはマジで富山県民はクレイジーなほど好きです。作るのめんどくせえのとちょいと高めの昆布つかってるのでうちとこノリのおにぎりより10円高く設定しているけどわりに圧倒的にみんな10円だして昆布のおにぎりをチョイスします。

しかし、よくも北陸3県のネタがメインで2巻までもたせたもんやの。3巻はどうなるんだろう。


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2017年08月02日

スローモーションをもう一度 4 加納 梨衣 (小学館 ビッグコミックス)


80年代好きの高校生カップルのラブコメ。4巻になりました。
恋の鞘当て登場ということで年上のショートカットのサバサバ系の姉御がでてきました。名前は小泉です。うーむ。キョンキョンは小さいけど彼女はすらりと長身。ヒロインの小柄ぽっちゃり系とはいい対比になってますね。

んまーいい頃合いだし、80年代好きというフックのほかはそれこそ80年代の王道ラブコメとして真ん中の道を「法定速度」に準じて的確にスピードを出している感じ。

絵で魅せるタイプのラブコメではあるんだよね。小泉さんの「なーんちゃって」はこのマンガ屈指の名シーンだわ。

5巻はヒロインの少しクセのある性格の謎が解けそう。

今回帯に「富山漫画祭りだ」と「ようことよしなに」の紹介がありました。作者は富山出身なんですよね。
富山県すげー。ということで富山県在住のポトチャリコミックも引き続きよろしく。明日もこちらは富山漫画祭りの予定です。


posted by すけきょう at 12:07| Comment(0) | コミック感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする